東方異闘録
[太字][斜体][下線]第58話「強力な毒」[/下線][/斜体][/太字]
《ナレーション》
月光の下、闘気と殺意の混ざらす生物は草木を揺らす様に立ち誇る…。
身体が凍えるほど寒いのに気付かないが、互い相手の動きに敏感だ。
ロイはこの場所を初めて幻想郷にやって来た森に見え始める。
《ロイ》
…1vs1か。流石に少しは手加減した方が楽しそうだな…。
[斜体]「でも、今まで"[太字]理想の感情[/太字]"を感じたことがあるのか…?」[/斜体]
珍しく夜遅くまで起きているので睡魔まで襲ってきた。
《?》
[斜体]「貴方様には実験に付き合ってもらいましょうか」[/斜体]
私は手持ちの毒要り瓶を青年に投げつけ相手の弱体化を狙う。
私の醸造する毒には相手に"痺れ・疲労感"などのデバフを与えることが
可能であり、集落の人とは親しくしているつもりだ。
きっと助けが来るだろう、そうなったらこちらの勝ちだ…。
《ロイ》
…動きが単調だな。だが、あの毒は危険だと判断する。
何故なら嫌な予感がするからだ。感覚の話だが例を挙げるとするならば
交差点などでトラックに衝突する時、きっと皆は死を覚悟するだろう。
それと同じような話だ。取りあえず、俺は毒を避けながらアイツを殺す
…能力を使用し、この毒の瓶をコピーする。ストックは残り1つか‥。
[打消し] [/打消し]
《?》
[斜体]「ハァハァ、さっさとやられてくれ。ハァ…」[/斜体]
初めの攻撃から2時間ほどは経過だろう。常時、相手の攻撃を避ける為
私の息は随分と荒くなり、残りの瓶も僅かとなってしまった。
それに比べ相手は息が荒くなるどころか、段々とスピードが増す。
目の前にいるのは、青年ではなく野生の化け物だ。
《ロイ》
体感で1時間程たったが、相手はもう限界のようだ。
夜が明け増援でも来るならば、後々厄介になる為トドメは惜しまない。
[斜体]「じゃあなサイコパス精霊。案外楽しかったぜ」[/斜体]
俺は素手で目の前の精霊の首を貫く…。
《?》
…! 今の状況としては、相手は油断していて余所見をしている。
そして…、毒の瓶は1本残っている…!集落にいる皆のために
残る力を全て振り絞り、思い切り瓶を投げつける!
《ロイ》
[斜体]「グッ!チッ、油断した!」[/斜体]
最後の最後で一番最悪な行動をしたため、自分の隙を見透かされた。
その結果、俺は毒をまともに食らい、予想通り弱体化したのを察する。
脚を引きずりながらその場から逃げ去る、出来るだけ遠くまで。
[太字][斜体][下線]第59話「優しい村長」[/下線][/斜体][/太字]
《誠也》
見つからない…かなりの大人数で朝まで捜索しているのに痕跡すら。
…後ろから足音が聞こえる、この気配は感じたことがある‥。
[斜体]「おぉ、お久し振りやな。どうしたんや?」[/斜体]
この前のトーナメントで出会った雫だ。ここに住んでいたのか…。
《黒邪 雫》
久しぶりに帰って来たら身に覚えのある人がおったもんやから
気になって声掛けてしもた。覚えてるかな…
まぁ覚えとるやろ。死にかけとったし…。というか何で居るんや?
まぁええわ。お友が一方出来るだけや。
《誠也》
今回は"敵として"ではなく、味方として会ってるので気楽だ。
…気まずい。会話内容すら思い浮かばない ( リアル )
ん?目の前から霊夢が飛んでくる。しかも、少し真剣な顔をしている…
[中央寄せ][太字][斜体][下線]数分前[/下線][/斜体][/太字][/中央寄せ]
《霊夢》
数人が集落の中心、村長の下へ集められる。
村長さんは黒いロープを身に纏い、水晶を見つめる。
…ガチな"占い師'じゃん。初めて見た‥。
《?》
[斜体]「取りあえず、挨拶から…初めまして、[漢字]冬朶[/漢字][ふりがな]とうの[/ふりがな] [漢字]華[/漢字][ふりがな]はな[/ふりがな]です。仲良くしようね‥」[/斜体]
そろそろ本題に入るか…
[斜体]「昨夜、この集落の住民である"[漢字]三色[/漢字][ふりがな]みたて[/ふりがな] [漢字]蛺蝶[/漢字][ふりがな]いろは[/ふりがな]"さんが亡くなりました…」[/斜体]
《霊夢》
人が身近で亡くなるなんて初めての経験だったけど、犯人は何となく
分かってしまうのは、実に悲しいことだ。だって‥元仲間なんだから。
だが、この情報を流したところで鵜呑みにされるのか。
《冬朶 華》
試しに幾つか占ってみるか…。
[斜体]「えっと‥、死亡場所はここから北東の森ですね。犯人は…、青年?」[/斜体]
顔までは見えないが、身長や立ち振舞いからしては青年だ。
《魔理沙》
その青年は、きっとアイツのことだろうとは薄々感じている。
確かに霊夢が回復する前に遠くへ移動してしまっていたが、まさか…
無害な精霊を殺すなんて。あり得ない、許されない行動だ。
《冬朶 華》
取りあえずここに滞在させるのは危険だよね…、じゃあ帰らせるか。
[斜体]「最近、ここに来た方はご帰宅下さい。出口まで案内しますよ」[/斜体]
《霊夢》
"最近きた方"十中八九私たちのことだろう。なら、誠也たちも呼んで…
って、大丈夫なの?ここの人たちは。ロイとまともに戦えるの…?
まぁ取りあえず誠也たちを呼んでくるか…。
[太字][斜体][下線][中央寄せ]そして現在に至る[/中央寄せ][/下線][/斜体][/太字]
[太字][斜体][下線]第60話「誠也の過去」[/下線][/斜体][/太字]
《誠也》
霊夢が飛んできている中、雫が話しかけてきた。
《雫》
[斜体]「それにしても、アンタのお面って何なん?」[/斜体]
気まずくなり話し掛けたが、相手の仲間がやって来たので完全に無駄。
集落の皆とはテレパシーと類似した機能が可能で、
最近きた人がどうのこうの…、とか言っとったけど忘れてた。
《誠也》
取りあえずお互い気まずいので、指示通りに帰ることにした。
それだけなら良かったのに…。
《??》
[斜体]「やぁっっと、追い付いた♪待ってたよ」[/斜体]
[太字][中央寄せ]能力発動「[漢字]座標変化[/漢字][ふりがな]テレポート[/ふりがな]」[/中央寄せ][/太字]
対象は…勿論、あの子と自分。でも、やっぱり自分が悪いよな…。
《誠也》
[斜体]「…え?ここは‥どこ?」[/斜体]
さっきまで霊夢たちと帰路を辿っていたのに、気が付くと謎の場所へ…
…後ろから気配を感じる、殺気などは感じられないが。
[斜体]「君って‥誰?会ったことは、無いよね?」[/斜体]
《??》
[斜体]「え??そんなこと無いよ!酷いよ"夕凪"ちゃん!」[/斜体]
《誠也》
…え?自分が‥夕凪?確かに子供の頃の記憶は無いけど‥
名前などの重要な事は覚えているハズ。…人違いなのかな?
[斜体]「恐らく人違いですよ、自分はその夕凪さんでは無いです」[/斜体]
《??》
やっぱり、頭おかしいが異常者の格好して話し掛けても駄目か。
…あのお面を割れば思い出せるかな…、ちょっと頑張るか。
[斜体]「夕凪ちゃんは少し待ってて、思い出させてあげる」[/斜体]
取りあえず…、今のストックに良い能力あったっけ…少し探すか。
《誠也》
感覚だが、この状況は危険な予感がする。
隙を見せている今が最後のチャンスかもしれない、…やるか。
[太字][中央寄せ]「 業 ~宙斬~ 」[/中央寄せ][/太字]
一発で終わらせたいので、効果力な業を放つのだが…
《??》
ん?…って、え?目の前から空間の歪みを感じる。
当たるとマズいのは本能で察する。仕方ないのでストックを急いで漁る
[斜体]「お、良いのあった!って余裕ないって!おかしいじゃん!!」[/斜体]
[太字][中央寄せ]「 能力ルーレット ~薄月光~ 」[/中央寄せ][/太字]
この技は一定の空間内の生物を除く状態を1日前まで変化させる。
( 能力ルーレット券 参照 )だが強力の技のため、使用回数が3回のみだ。
《誠也》
あれでトドメを刺せないなら圧倒的に不利だな、
業の種類はかなりあるがさっきの反動でまともに動ける状態ではない。
あれ、でもちょっと待って。相手の腕に自分の腕と同様の紋章が…
そして、その瞬間。"私"の脳内がフラッシュバックし、何かを思い出す
[中央寄せ][太字]【重要回の'1~2'を確認してください】[/太字][/中央寄せ]
[斜体]「え?[漢字]百勝[/漢字][ふりがな]ゆり[/ふりがな]‥君?」[/斜体]
私の幼馴染みで…大好きな百勝君。涙は流れているのにお面で見えない
《[打消し]??[/打消し]→百勝》
遂に、夕凪ちゃんの記憶が回復した。いや、ここで泣くのは男じゃない
もう何やかんやで250年くらい生きてるんだ。落ち着け…落ち着け…。
僕の最後の仕事は、僕が着けたあの"呪いのお面"を割らないと
こんな時の為にストックに貯めている能力がある。
[中央寄せ][太字][斜体]「 能力ルーレット ~[漢字]破壊者[/漢字][ふりがな]クラッシャー[/ふりがな]~ 」[/斜体][/太字][/中央寄せ]
これで遂にお面が割れ…、ない!?よくみると夕凪ちゃんと僕の間に
黒い渦が確認できた。これに能力が吸われたようだ。ん?よく考えろ…
現状は黒い渦に破壊系の能力が吸われ、何故か黒い渦は消滅しない。
即ちこの黒い渦は能力の干渉を受けない。
…声が聞こえる。他の四天王…ではないな。誰だ?コイツ。
《???》
[斜体]「それは駄目だよ~二人とも~。よく言うよね
[太字][中央寄せ]" リ゛ア゛充゛は゛爆゛発゛し゛ろ゛ "[/中央寄せ][/太字]
ってね♪じゃあね。生きてたらまた合おう!!」[/斜体][打消し][打消し][/打消し][/打消し]
《ナレーション》
月光の下、闘気と殺意の混ざらす生物は草木を揺らす様に立ち誇る…。
身体が凍えるほど寒いのに気付かないが、互い相手の動きに敏感だ。
ロイはこの場所を初めて幻想郷にやって来た森に見え始める。
《ロイ》
…1vs1か。流石に少しは手加減した方が楽しそうだな…。
[斜体]「でも、今まで"[太字]理想の感情[/太字]"を感じたことがあるのか…?」[/斜体]
珍しく夜遅くまで起きているので睡魔まで襲ってきた。
《?》
[斜体]「貴方様には実験に付き合ってもらいましょうか」[/斜体]
私は手持ちの毒要り瓶を青年に投げつけ相手の弱体化を狙う。
私の醸造する毒には相手に"痺れ・疲労感"などのデバフを与えることが
可能であり、集落の人とは親しくしているつもりだ。
きっと助けが来るだろう、そうなったらこちらの勝ちだ…。
《ロイ》
…動きが単調だな。だが、あの毒は危険だと判断する。
何故なら嫌な予感がするからだ。感覚の話だが例を挙げるとするならば
交差点などでトラックに衝突する時、きっと皆は死を覚悟するだろう。
それと同じような話だ。取りあえず、俺は毒を避けながらアイツを殺す
…能力を使用し、この毒の瓶をコピーする。ストックは残り1つか‥。
[打消し] [/打消し]
《?》
[斜体]「ハァハァ、さっさとやられてくれ。ハァ…」[/斜体]
初めの攻撃から2時間ほどは経過だろう。常時、相手の攻撃を避ける為
私の息は随分と荒くなり、残りの瓶も僅かとなってしまった。
それに比べ相手は息が荒くなるどころか、段々とスピードが増す。
目の前にいるのは、青年ではなく野生の化け物だ。
《ロイ》
体感で1時間程たったが、相手はもう限界のようだ。
夜が明け増援でも来るならば、後々厄介になる為トドメは惜しまない。
[斜体]「じゃあなサイコパス精霊。案外楽しかったぜ」[/斜体]
俺は素手で目の前の精霊の首を貫く…。
《?》
…! 今の状況としては、相手は油断していて余所見をしている。
そして…、毒の瓶は1本残っている…!集落にいる皆のために
残る力を全て振り絞り、思い切り瓶を投げつける!
《ロイ》
[斜体]「グッ!チッ、油断した!」[/斜体]
最後の最後で一番最悪な行動をしたため、自分の隙を見透かされた。
その結果、俺は毒をまともに食らい、予想通り弱体化したのを察する。
脚を引きずりながらその場から逃げ去る、出来るだけ遠くまで。
[太字][斜体][下線]第59話「優しい村長」[/下線][/斜体][/太字]
《誠也》
見つからない…かなりの大人数で朝まで捜索しているのに痕跡すら。
…後ろから足音が聞こえる、この気配は感じたことがある‥。
[斜体]「おぉ、お久し振りやな。どうしたんや?」[/斜体]
この前のトーナメントで出会った雫だ。ここに住んでいたのか…。
《黒邪 雫》
久しぶりに帰って来たら身に覚えのある人がおったもんやから
気になって声掛けてしもた。覚えてるかな…
まぁ覚えとるやろ。死にかけとったし…。というか何で居るんや?
まぁええわ。お友が一方出来るだけや。
《誠也》
今回は"敵として"ではなく、味方として会ってるので気楽だ。
…気まずい。会話内容すら思い浮かばない ( リアル )
ん?目の前から霊夢が飛んでくる。しかも、少し真剣な顔をしている…
[中央寄せ][太字][斜体][下線]数分前[/下線][/斜体][/太字][/中央寄せ]
《霊夢》
数人が集落の中心、村長の下へ集められる。
村長さんは黒いロープを身に纏い、水晶を見つめる。
…ガチな"占い師'じゃん。初めて見た‥。
《?》
[斜体]「取りあえず、挨拶から…初めまして、[漢字]冬朶[/漢字][ふりがな]とうの[/ふりがな] [漢字]華[/漢字][ふりがな]はな[/ふりがな]です。仲良くしようね‥」[/斜体]
そろそろ本題に入るか…
[斜体]「昨夜、この集落の住民である"[漢字]三色[/漢字][ふりがな]みたて[/ふりがな] [漢字]蛺蝶[/漢字][ふりがな]いろは[/ふりがな]"さんが亡くなりました…」[/斜体]
《霊夢》
人が身近で亡くなるなんて初めての経験だったけど、犯人は何となく
分かってしまうのは、実に悲しいことだ。だって‥元仲間なんだから。
だが、この情報を流したところで鵜呑みにされるのか。
《冬朶 華》
試しに幾つか占ってみるか…。
[斜体]「えっと‥、死亡場所はここから北東の森ですね。犯人は…、青年?」[/斜体]
顔までは見えないが、身長や立ち振舞いからしては青年だ。
《魔理沙》
その青年は、きっとアイツのことだろうとは薄々感じている。
確かに霊夢が回復する前に遠くへ移動してしまっていたが、まさか…
無害な精霊を殺すなんて。あり得ない、許されない行動だ。
《冬朶 華》
取りあえずここに滞在させるのは危険だよね…、じゃあ帰らせるか。
[斜体]「最近、ここに来た方はご帰宅下さい。出口まで案内しますよ」[/斜体]
《霊夢》
"最近きた方"十中八九私たちのことだろう。なら、誠也たちも呼んで…
って、大丈夫なの?ここの人たちは。ロイとまともに戦えるの…?
まぁ取りあえず誠也たちを呼んでくるか…。
[太字][斜体][下線][中央寄せ]そして現在に至る[/中央寄せ][/下線][/斜体][/太字]
[太字][斜体][下線]第60話「誠也の過去」[/下線][/斜体][/太字]
《誠也》
霊夢が飛んできている中、雫が話しかけてきた。
《雫》
[斜体]「それにしても、アンタのお面って何なん?」[/斜体]
気まずくなり話し掛けたが、相手の仲間がやって来たので完全に無駄。
集落の皆とはテレパシーと類似した機能が可能で、
最近きた人がどうのこうの…、とか言っとったけど忘れてた。
《誠也》
取りあえずお互い気まずいので、指示通りに帰ることにした。
それだけなら良かったのに…。
《??》
[斜体]「やぁっっと、追い付いた♪待ってたよ」[/斜体]
[太字][中央寄せ]能力発動「[漢字]座標変化[/漢字][ふりがな]テレポート[/ふりがな]」[/中央寄せ][/太字]
対象は…勿論、あの子と自分。でも、やっぱり自分が悪いよな…。
《誠也》
[斜体]「…え?ここは‥どこ?」[/斜体]
さっきまで霊夢たちと帰路を辿っていたのに、気が付くと謎の場所へ…
…後ろから気配を感じる、殺気などは感じられないが。
[斜体]「君って‥誰?会ったことは、無いよね?」[/斜体]
《??》
[斜体]「え??そんなこと無いよ!酷いよ"夕凪"ちゃん!」[/斜体]
《誠也》
…え?自分が‥夕凪?確かに子供の頃の記憶は無いけど‥
名前などの重要な事は覚えているハズ。…人違いなのかな?
[斜体]「恐らく人違いですよ、自分はその夕凪さんでは無いです」[/斜体]
《??》
やっぱり、頭おかしいが異常者の格好して話し掛けても駄目か。
…あのお面を割れば思い出せるかな…、ちょっと頑張るか。
[斜体]「夕凪ちゃんは少し待ってて、思い出させてあげる」[/斜体]
取りあえず…、今のストックに良い能力あったっけ…少し探すか。
《誠也》
感覚だが、この状況は危険な予感がする。
隙を見せている今が最後のチャンスかもしれない、…やるか。
[太字][中央寄せ]「 業 ~宙斬~ 」[/中央寄せ][/太字]
一発で終わらせたいので、効果力な業を放つのだが…
《??》
ん?…って、え?目の前から空間の歪みを感じる。
当たるとマズいのは本能で察する。仕方ないのでストックを急いで漁る
[斜体]「お、良いのあった!って余裕ないって!おかしいじゃん!!」[/斜体]
[太字][中央寄せ]「 能力ルーレット ~薄月光~ 」[/中央寄せ][/太字]
この技は一定の空間内の生物を除く状態を1日前まで変化させる。
( 能力ルーレット券 参照 )だが強力の技のため、使用回数が3回のみだ。
《誠也》
あれでトドメを刺せないなら圧倒的に不利だな、
業の種類はかなりあるがさっきの反動でまともに動ける状態ではない。
あれ、でもちょっと待って。相手の腕に自分の腕と同様の紋章が…
そして、その瞬間。"私"の脳内がフラッシュバックし、何かを思い出す
[中央寄せ][太字]【重要回の'1~2'を確認してください】[/太字][/中央寄せ]
[斜体]「え?[漢字]百勝[/漢字][ふりがな]ゆり[/ふりがな]‥君?」[/斜体]
私の幼馴染みで…大好きな百勝君。涙は流れているのにお面で見えない
《[打消し]??[/打消し]→百勝》
遂に、夕凪ちゃんの記憶が回復した。いや、ここで泣くのは男じゃない
もう何やかんやで250年くらい生きてるんだ。落ち着け…落ち着け…。
僕の最後の仕事は、僕が着けたあの"呪いのお面"を割らないと
こんな時の為にストックに貯めている能力がある。
[中央寄せ][太字][斜体]「 能力ルーレット ~[漢字]破壊者[/漢字][ふりがな]クラッシャー[/ふりがな]~ 」[/斜体][/太字][/中央寄せ]
これで遂にお面が割れ…、ない!?よくみると夕凪ちゃんと僕の間に
黒い渦が確認できた。これに能力が吸われたようだ。ん?よく考えろ…
現状は黒い渦に破壊系の能力が吸われ、何故か黒い渦は消滅しない。
即ちこの黒い渦は能力の干渉を受けない。
…声が聞こえる。他の四天王…ではないな。誰だ?コイツ。
《???》
[斜体]「それは駄目だよ~二人とも~。よく言うよね
[太字][中央寄せ]" リ゛ア゛充゛は゛爆゛発゛し゛ろ゛ "[/中央寄せ][/太字]
ってね♪じゃあね。生きてたらまた合おう!!」[/斜体][打消し][打消し][/打消し][/打消し]
このボタンは廃止予定です