東方異闘録
[太字][中央寄せ]第4話「圧倒的な"力"」[/中央寄せ][/太字]
「特には分かりません。」
ロイがそう告げると、霊夢は説明のためにロイに近づく。
「ただ…。」
「ッ!!」
この瞬間、霊夢と魔理沙はロイから異様な雰囲気に変化したことに気付いた。
「お前ら2人がここで一番《"強い"》ってことくらい」
2人は瞬間的に死を覚悟した。
(コイツと戦うかもしれない…)
この時、2人の頭をよぎった《最悪》の可能性。
この男とまともに戦ったら幻想郷が滅ぶかもしれない。
それほどの"圧倒的な気"を感じた。
あの言葉から10秒ほど経った頃
ロイの雰囲気が直っていた。
「あれ?説明してくれるんじゃないですか」
ロイが首を傾げながら尋ねる。
「あッ、あぁ‥そうだったわね」
霊夢が慌てながら答える。
それほど動揺していたのか、霊夢が何もない所で転びそうになっていた。
[水平線]
あの後、主に霊夢でロイに《幻想郷》について教えた。
今は霊夢と魔理沙が縁側で団子を食べながら話している
[中央寄せ][太字]第5話「ロイの能力-壱」[/太字][/中央寄せ]
「はぁ‥、やっっと終わったー!」
「お疲れだぜ」
流石、博麗の巫女というべきか。3時間・休憩無しでロイに幻想郷について説明し、息切れもせずに平然としている。
「でも、やっぱり…。一番気になったのは"あの言葉"よね」
魔理沙がゆっくりと頷く。さらに、深刻そうな顔をして
「あの雰囲気を感じ取った瞬間、数秒だけだけど、"死"を覚悟したわ」
「やっぱり霊夢もか…」
思い出したくもないあの雰囲気…。
本当にロイだったのだろうか、などの色々な可能性が頭を過る。
すると、その瞬間。霊夢が何かを思い出したように喋る
「能力よ!能力」
幻想郷にいる者にある特別な力…《能力》。
それをロイも持っているとしたら…、
『相手に"恐怖"を植え付ける程度の能力』
…可能性はある。あとは、ロイにさりげなく聞ければ…!
[水平線]
場所が変わって森の中。
真っ白な翼を持つ1人の少女が突如として現れた。
幻想入り…というわけではなさそうだ。
この気配は、[斜体]《"最高神「××」"》[/斜体]と似ている。
[太字][中央寄せ]第6話「上神の襲来」[/中央寄せ][/太字]
朝になった。
人里ではいつも通りの爽やかな挨拶が交わされている。
博麗神社でも、同じようで、平和そのものだった…。
霊夢と魔理沙の案内でロイは人里に来ていたそのときだった
「キャーー!!」
誰かの悲鳴が聞こえた。
その場にいた霊夢、魔理沙、ロイは走ってその場へ向かう。
その時、霊夢のみに人間の物とは思えない気配を感じ取った
「どうしたの!?」
霊夢が最初に声をかけた
そこには1人の男性と女性がおり、男性のほうは地面に倒れているが、特に目立った外傷はない。
女性は震えながら男性の方向に指を差している。
霊夢の問いに女性は答えた。
「白い翼をもった女の人が私の夫に近づくと、
私の夫は急に苦しそうに倒れたんです」
震えながらも、ゆっくりと状況を説明してくれた女性をロイは何故か直視するが、特に何もなかったのか。
やめた後も平然としている。
「これは…異変かもしれないわね…」
「ああ…」
「本当に、」
知らない声だ。急いで全員が振り返えると、白い翼をもった女の人がこちらに向かって飛んできている。
「勘がいいのね!」
「特には分かりません。」
ロイがそう告げると、霊夢は説明のためにロイに近づく。
「ただ…。」
「ッ!!」
この瞬間、霊夢と魔理沙はロイから異様な雰囲気に変化したことに気付いた。
「お前ら2人がここで一番《"強い"》ってことくらい」
2人は瞬間的に死を覚悟した。
(コイツと戦うかもしれない…)
この時、2人の頭をよぎった《最悪》の可能性。
この男とまともに戦ったら幻想郷が滅ぶかもしれない。
それほどの"圧倒的な気"を感じた。
あの言葉から10秒ほど経った頃
ロイの雰囲気が直っていた。
「あれ?説明してくれるんじゃないですか」
ロイが首を傾げながら尋ねる。
「あッ、あぁ‥そうだったわね」
霊夢が慌てながら答える。
それほど動揺していたのか、霊夢が何もない所で転びそうになっていた。
[水平線]
あの後、主に霊夢でロイに《幻想郷》について教えた。
今は霊夢と魔理沙が縁側で団子を食べながら話している
[中央寄せ][太字]第5話「ロイの能力-壱」[/太字][/中央寄せ]
「はぁ‥、やっっと終わったー!」
「お疲れだぜ」
流石、博麗の巫女というべきか。3時間・休憩無しでロイに幻想郷について説明し、息切れもせずに平然としている。
「でも、やっぱり…。一番気になったのは"あの言葉"よね」
魔理沙がゆっくりと頷く。さらに、深刻そうな顔をして
「あの雰囲気を感じ取った瞬間、数秒だけだけど、"死"を覚悟したわ」
「やっぱり霊夢もか…」
思い出したくもないあの雰囲気…。
本当にロイだったのだろうか、などの色々な可能性が頭を過る。
すると、その瞬間。霊夢が何かを思い出したように喋る
「能力よ!能力」
幻想郷にいる者にある特別な力…《能力》。
それをロイも持っているとしたら…、
『相手に"恐怖"を植え付ける程度の能力』
…可能性はある。あとは、ロイにさりげなく聞ければ…!
[水平線]
場所が変わって森の中。
真っ白な翼を持つ1人の少女が突如として現れた。
幻想入り…というわけではなさそうだ。
この気配は、[斜体]《"最高神「××」"》[/斜体]と似ている。
[太字][中央寄せ]第6話「上神の襲来」[/中央寄せ][/太字]
朝になった。
人里ではいつも通りの爽やかな挨拶が交わされている。
博麗神社でも、同じようで、平和そのものだった…。
霊夢と魔理沙の案内でロイは人里に来ていたそのときだった
「キャーー!!」
誰かの悲鳴が聞こえた。
その場にいた霊夢、魔理沙、ロイは走ってその場へ向かう。
その時、霊夢のみに人間の物とは思えない気配を感じ取った
「どうしたの!?」
霊夢が最初に声をかけた
そこには1人の男性と女性がおり、男性のほうは地面に倒れているが、特に目立った外傷はない。
女性は震えながら男性の方向に指を差している。
霊夢の問いに女性は答えた。
「白い翼をもった女の人が私の夫に近づくと、
私の夫は急に苦しそうに倒れたんです」
震えながらも、ゆっくりと状況を説明してくれた女性をロイは何故か直視するが、特に何もなかったのか。
やめた後も平然としている。
「これは…異変かもしれないわね…」
「ああ…」
「本当に、」
知らない声だ。急いで全員が振り返えると、白い翼をもった女の人がこちらに向かって飛んできている。
「勘がいいのね!」
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