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東方異闘録

#2

東方神戦録/4~6話

[太字][中央寄せ]第4話「圧倒的な"力"」[/中央寄せ][/太字]

「特には分かりません。」

ロイがそう告げると、霊夢は説明のためにロイに近づく。

「ただ…。」
「ッ!!」

この瞬間、霊夢と魔理沙はロイから異様な雰囲気に変化したことに気付いた。

「お前ら2人がここで一番《"強い"》ってことくらい」

2人は瞬間的に死を覚悟した。

(コイツと戦うかもしれない…)

この時、2人の頭をよぎった《最悪》の可能性。
この男とまともに戦ったら幻想郷が滅ぶかもしれない。
それほどの"圧倒的な気"を感じた。

あの言葉から10秒ほど経った頃
ロイの雰囲気が直っていた。

「あれ?説明してくれるんじゃないですか」

ロイが首を傾げながら尋ねる。

「あッ、あぁ‥そうだったわね」

霊夢が慌てながら答える。
それほど動揺していたのか、霊夢が何もない所で転びそうになっていた。

[水平線]

あの後、主に霊夢でロイに《幻想郷》について教えた。
今は霊夢と魔理沙が縁側で団子を食べながら話している

[中央寄せ][太字]第5話「ロイの能力-壱」[/太字][/中央寄せ]

「はぁ‥、やっっと終わったー!」
「お疲れだぜ」

流石、博麗の巫女というべきか。3時間・休憩無しでロイに幻想郷について説明し、息切れもせずに平然としている。

「でも、やっぱり…。一番気になったのは"あの言葉"よね」

魔理沙がゆっくりと頷く。さらに、深刻そうな顔をして

「あの雰囲気を感じ取った瞬間、数秒だけだけど、"死"を覚悟したわ」
「やっぱり霊夢もか…」

思い出したくもないあの雰囲気…。
本当にロイだったのだろうか、などの色々な可能性が頭を過る。

すると、その瞬間。霊夢が何かを思い出したように喋る

「能力よ!能力」

幻想郷にいる者にある特別な力…《能力》。
それをロイも持っているとしたら…、

『相手に"恐怖"を植え付ける程度の能力』
 
…可能性はある。あとは、ロイにさりげなく聞ければ…!

[水平線]

場所が変わって森の中。
真っ白な翼を持つ1人の少女が突如として現れた。
幻想入り…というわけではなさそうだ。

この気配は、[斜体]《"最高神「××」"》[/斜体]と似ている。

[太字][中央寄せ]第6話「上神の襲来」[/中央寄せ][/太字]

朝になった。
人里ではいつも通りの爽やかな挨拶が交わされている。
博麗神社でも、同じようで、平和そのものだった…。

霊夢と魔理沙の案内でロイは人里に来ていたそのときだった

「キャーー!!」

誰かの悲鳴が聞こえた。
その場にいた霊夢、魔理沙、ロイは走ってその場へ向かう。

その時、霊夢のみに人間の物とは思えない気配を感じ取った

「どうしたの!?」

霊夢が最初に声をかけた
そこには1人の男性と女性がおり、男性のほうは地面に倒れているが、特に目立った外傷はない。

女性は震えながら男性の方向に指を差している。
霊夢の問いに女性は答えた。

「白い翼をもった女の人が私の夫に近づくと、
 私の夫は急に苦しそうに倒れたんです」

震えながらも、ゆっくりと状況を説明してくれた女性をロイは何故か直視するが、特に何もなかったのか。
やめた後も平然としている。

「これは…異変かもしれないわね…」
「ああ…」

「本当に、」

知らない声だ。急いで全員が振り返えると、白い翼をもった女の人がこちらに向かって飛んできている。

「勘がいいのね!」


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作者メッセージ

どもーー!!レイです!

         「キャーー!」

とかコナンでしか見たことないって話する?
まぁそれは置いといて、ロイ君怖いなー、夢に出てきそう。
で、本当に出てきたら発狂しますわ!(笑)
ま、今回はここら辺で終わっときますか。
自分はこれから団子食べてきます。
では、次回もお楽しみに!

2024/05/20 22:35

レイ ID:≫ttJWIqi5kpSTE
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