二次創作
東方異闘録
[太字][斜体][下線]第55話「40%」[/下線][/斜体][/太字]
《テスラ》
[斜体]「あの岩は…、ロイの力を制御するために創られた[漢字]封岩[/漢字][ふりがな]ふうせき[/ふりがな]です…」[/斜体]
久しぶりに見た、禍々しい気を放つ目の前の岩石を…。
《魔理沙》
[斜体]「…は?嘘だろ…、制御されてアレって…」[/斜体]
過去に戦った際、魔理沙たち一行はロイの"オーラ"に苦戦していた。
もしも、この岩が力を失ったら…。考えたくもない。
《霊夢》
魔理沙の絶望した顔を見て、大まかな状況を把握しようとする。
だが、霊夢は過去にロイと戦ったことが1度しかない。
つまり現状把握の為の材料が足りない。
《誠也》
[斜体]「その岩はどれ程の力を抑えているんですか?」[/斜体]
この問いの解は、この話の[漢字]題名[/漢字][ふりがな]タイトル[/ふりがな]を見れば分かるだろう…(メタ)
《テスラ》
[斜体]「大体…40%程です…」[/斜体]
言いたくは無かった、半分程の力を制御されてアレなのだから。
[打消し] [/打消し]
《レミリア》
[斜体]「結果としてどうするの?この岩に護衛でも付ける?」[/斜体]
どうせ分かっている、護衛など付けないと。
何故なら…機能しないから。
《ナレーション》
レミリアの言葉は事実だ。機能しない…何故かと述べると
ロイがその気になり、この岩を本気で破壊する気があるのなら、
ここにいる誰もが太刀打ち出来ないのだ。実際に60%(手加減あり)
でも下手すれば殺されていた程で、100%となると…ゾッとする。
《フラン》
…結局、何をするのが正解なのか。結論が湧かない。
ここは皆に頼ることにした。
[斜体]「じゃあどうするの?ただ諦めるの?」[/斜体]
少し挑発するような発言を交え、やる気を上げよーとする。
その時、私の中でこの問いの極論が思い浮かんだ。
[斜体]「じゃあ!これをもっと創ろう!」[/斜体]
この岩一つで40%も封印できるのだ。
これが可能ならば、あのロイも倒せると思う…。でも問題は…
《テスラ》
フランの言うことは確かに可能であれば勝つことが出来る究極の戦法
だが、この岩は過去にフィヲが魂込めて作成したものだ。
そう簡単に作ることも出来なければ実現することも不可能に近いだろう
…足音がする、かなり大人数の‥。
目の前をふと見ると、そこには集落があった。
[太字][斜体][下線]第56話「牙界の集落」[/下線][/斜体][/太字]
《テスラ》
足音の方角を確認すると、数名がこちらに向かって歩いてくる。
あの集落の人が挨拶にでも来たのかと、少し警戒すると案の定、
こちらへ攻撃を仕掛けてくる。
《霊夢》
[斜体]「わわッ!危な!!」[/斜体]
肌に掠れる程近くまで鋭利な髪が音速を越え彼方から遣ってくる。
実際に私の服が横一文字に切れてしまった。
《魔理沙》
[斜体]「なッ!なんだなんだ!?」[/斜体]
霊夢たちよりも一足遅れを取った為か、急に霊夢の服が断たれた現状だ
攻撃された方向には1人の少女が座っており、その奥には集落があった
《??》
村長の言ったことは正しかった。やはり、襲撃が起こった。
村長は百発百中の占い師で、憧れる者は多かったようだ。私もそうだ。
だが、他にも強い人はいるのに私だけを警備に回すのは止めて欲しい…
[斜体]「…あれ?ソラさん!何してるんですか!?」[/斜体]
昔ながらの知り合いで、最高神のソラさんがいた。…本当に襲撃か?
《[打消し]テスラ[/打消し]→[太字]ソラ[/太字]》
少し警戒されているようだが、《[漢字]茶舞 黒江[/漢字][ふりがな]ちゃまい くろえ[/ふりがな]》がいるのが確認できた
黒江は珍しい狐神で めんどくさがり なのが特徴だ。
30年前程、髪を器用に動かし働いていたのを覚えている。
《レミリア》
…こうなることは視えていた、…何故か。
いつもはここまで鮮明に視えてないのだが、恐ろしい程はっきり視える
[太字][斜体][下線]第57話「夜のお遊び」[/下線][/斜体][/太字]
《霊夢》
あの後、《テスラ(ソラ)》があの女性と和解し、集落へと向かっている。
《ソラ》
[斜体]「いや~久しぶりだな、黒江。元気してた?」[/斜体]
案外気さくな人…?なのでタメ口を叩いても許される。(多分)
《茶舞 黒江》
[下線][太字](ここから少し長いセリフが流れます)[/太字][/下線]
[斜体]「うん、一応元気だよ。し・か・も!ここら辺は良い所だし、
他の人、特に村長が凄く良い人だから苦労もしないよ!!
ソラさんは何してたんですか?」[/斜体]
‥と、歩いているうちに集落に辿り着いた。今日は泊まってもらおう。
[斜体]「皆さん、今日は遅いので泊まってって下さい」[/斜体]
《魔理沙》
予想以上に大きい集落で、目の前には見たことの無い素材で建てられた
建物があり、ふと左に視線をやると誠也が考え事をしていた。
[斜体]「…って、え!?」[/斜体]
今日はここに泊まるのか?急な展開に脳が追い付かない。
…この後は流れに身を任せることにした。
[打消し] [/打消し]
《ソラ》
日が沈み数時間が経った頃、周りがざわつき始めた。
そのざわつく群衆の中には黒江がいたので話を聞くことにした。
[斜体]「黒江、どうしてこんなに皆がざわついてんだ?」[/斜体]
ある程度、感情の整理が落ち着くと、黒江は語った
《黒江》
[斜体]「理由を簡潔にまとめると、仲間の精霊がいないんです、
今は広範囲を指定して捜索しているのですが、痕跡も見つからず…
これからどうするか考えるつもりです」[/斜体]
[太字][中央寄せ][下線]一方その頃…[/下線][/中央寄せ][/太字]
《?》
「どうしたんですか、貴方は…」
私の目の前には青年が立っていた。
声を出してから気がついたが、辺りは一面真っ暗な世界となっていた。
集落の人が心配して迎えに来たのかと思ったが、それは違うらしい…。
グスッと、ナイフが私の真横の木に突き刺さっている。
呆れながらも少し声をあげる。
[斜体]「やれやれ、わたくし争いが嫌いなので手短に終わらせますよ」[/斜体]
《ロイ》
流石にあのペーストで殺せるとは思っていなかったが、
相手に思い切り警戒させてしまったのは反省点だろう。
[斜体]「でも、アンタが単純で助かったよ。そのお陰で楽になった。
…お前、俺が産み出した"幻の死体"に普通に寄ってきたじゃねえか!」[/斜体]
すると彼女の表情は豹変し、笑い出すしまつだ。
《?》
まさか掌で踊っていたなんて、考えてもいない可能性だったが
まぁ、何とかなるだろう。
[斜体]「そうですか、それならわたくしとは気が合いそうにないですね。
あははははははっw」[/斜体]
《テスラ》
[斜体]「あの岩は…、ロイの力を制御するために創られた[漢字]封岩[/漢字][ふりがな]ふうせき[/ふりがな]です…」[/斜体]
久しぶりに見た、禍々しい気を放つ目の前の岩石を…。
《魔理沙》
[斜体]「…は?嘘だろ…、制御されてアレって…」[/斜体]
過去に戦った際、魔理沙たち一行はロイの"オーラ"に苦戦していた。
もしも、この岩が力を失ったら…。考えたくもない。
《霊夢》
魔理沙の絶望した顔を見て、大まかな状況を把握しようとする。
だが、霊夢は過去にロイと戦ったことが1度しかない。
つまり現状把握の為の材料が足りない。
《誠也》
[斜体]「その岩はどれ程の力を抑えているんですか?」[/斜体]
この問いの解は、この話の[漢字]題名[/漢字][ふりがな]タイトル[/ふりがな]を見れば分かるだろう…(メタ)
《テスラ》
[斜体]「大体…40%程です…」[/斜体]
言いたくは無かった、半分程の力を制御されてアレなのだから。
[打消し] [/打消し]
《レミリア》
[斜体]「結果としてどうするの?この岩に護衛でも付ける?」[/斜体]
どうせ分かっている、護衛など付けないと。
何故なら…機能しないから。
《ナレーション》
レミリアの言葉は事実だ。機能しない…何故かと述べると
ロイがその気になり、この岩を本気で破壊する気があるのなら、
ここにいる誰もが太刀打ち出来ないのだ。実際に60%(手加減あり)
でも下手すれば殺されていた程で、100%となると…ゾッとする。
《フラン》
…結局、何をするのが正解なのか。結論が湧かない。
ここは皆に頼ることにした。
[斜体]「じゃあどうするの?ただ諦めるの?」[/斜体]
少し挑発するような発言を交え、やる気を上げよーとする。
その時、私の中でこの問いの極論が思い浮かんだ。
[斜体]「じゃあ!これをもっと創ろう!」[/斜体]
この岩一つで40%も封印できるのだ。
これが可能ならば、あのロイも倒せると思う…。でも問題は…
《テスラ》
フランの言うことは確かに可能であれば勝つことが出来る究極の戦法
だが、この岩は過去にフィヲが魂込めて作成したものだ。
そう簡単に作ることも出来なければ実現することも不可能に近いだろう
…足音がする、かなり大人数の‥。
目の前をふと見ると、そこには集落があった。
[太字][斜体][下線]第56話「牙界の集落」[/下線][/斜体][/太字]
《テスラ》
足音の方角を確認すると、数名がこちらに向かって歩いてくる。
あの集落の人が挨拶にでも来たのかと、少し警戒すると案の定、
こちらへ攻撃を仕掛けてくる。
《霊夢》
[斜体]「わわッ!危な!!」[/斜体]
肌に掠れる程近くまで鋭利な髪が音速を越え彼方から遣ってくる。
実際に私の服が横一文字に切れてしまった。
《魔理沙》
[斜体]「なッ!なんだなんだ!?」[/斜体]
霊夢たちよりも一足遅れを取った為か、急に霊夢の服が断たれた現状だ
攻撃された方向には1人の少女が座っており、その奥には集落があった
《??》
村長の言ったことは正しかった。やはり、襲撃が起こった。
村長は百発百中の占い師で、憧れる者は多かったようだ。私もそうだ。
だが、他にも強い人はいるのに私だけを警備に回すのは止めて欲しい…
[斜体]「…あれ?ソラさん!何してるんですか!?」[/斜体]
昔ながらの知り合いで、最高神のソラさんがいた。…本当に襲撃か?
《[打消し]テスラ[/打消し]→[太字]ソラ[/太字]》
少し警戒されているようだが、《[漢字]茶舞 黒江[/漢字][ふりがな]ちゃまい くろえ[/ふりがな]》がいるのが確認できた
黒江は珍しい狐神で めんどくさがり なのが特徴だ。
30年前程、髪を器用に動かし働いていたのを覚えている。
《レミリア》
…こうなることは視えていた、…何故か。
いつもはここまで鮮明に視えてないのだが、恐ろしい程はっきり視える
[太字][斜体][下線]第57話「夜のお遊び」[/下線][/斜体][/太字]
《霊夢》
あの後、《テスラ(ソラ)》があの女性と和解し、集落へと向かっている。
《ソラ》
[斜体]「いや~久しぶりだな、黒江。元気してた?」[/斜体]
案外気さくな人…?なのでタメ口を叩いても許される。(多分)
《茶舞 黒江》
[下線][太字](ここから少し長いセリフが流れます)[/太字][/下線]
[斜体]「うん、一応元気だよ。し・か・も!ここら辺は良い所だし、
他の人、特に村長が凄く良い人だから苦労もしないよ!!
ソラさんは何してたんですか?」[/斜体]
‥と、歩いているうちに集落に辿り着いた。今日は泊まってもらおう。
[斜体]「皆さん、今日は遅いので泊まってって下さい」[/斜体]
《魔理沙》
予想以上に大きい集落で、目の前には見たことの無い素材で建てられた
建物があり、ふと左に視線をやると誠也が考え事をしていた。
[斜体]「…って、え!?」[/斜体]
今日はここに泊まるのか?急な展開に脳が追い付かない。
…この後は流れに身を任せることにした。
[打消し] [/打消し]
《ソラ》
日が沈み数時間が経った頃、周りがざわつき始めた。
そのざわつく群衆の中には黒江がいたので話を聞くことにした。
[斜体]「黒江、どうしてこんなに皆がざわついてんだ?」[/斜体]
ある程度、感情の整理が落ち着くと、黒江は語った
《黒江》
[斜体]「理由を簡潔にまとめると、仲間の精霊がいないんです、
今は広範囲を指定して捜索しているのですが、痕跡も見つからず…
これからどうするか考えるつもりです」[/斜体]
[太字][中央寄せ][下線]一方その頃…[/下線][/中央寄せ][/太字]
《?》
「どうしたんですか、貴方は…」
私の目の前には青年が立っていた。
声を出してから気がついたが、辺りは一面真っ暗な世界となっていた。
集落の人が心配して迎えに来たのかと思ったが、それは違うらしい…。
グスッと、ナイフが私の真横の木に突き刺さっている。
呆れながらも少し声をあげる。
[斜体]「やれやれ、わたくし争いが嫌いなので手短に終わらせますよ」[/斜体]
《ロイ》
流石にあのペーストで殺せるとは思っていなかったが、
相手に思い切り警戒させてしまったのは反省点だろう。
[斜体]「でも、アンタが単純で助かったよ。そのお陰で楽になった。
…お前、俺が産み出した"幻の死体"に普通に寄ってきたじゃねえか!」[/斜体]
すると彼女の表情は豹変し、笑い出すしまつだ。
《?》
まさか掌で踊っていたなんて、考えてもいない可能性だったが
まぁ、何とかなるだろう。
[斜体]「そうですか、それならわたくしとは気が合いそうにないですね。
あははははははっw」[/斜体]
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