東方異闘録
[太字][斜体][下線]第52話「集結?」[/下線][/斜体][/太字]
扉から飛び出した異生物は襲い掛かる様子は無く、一直線に飛ぶ。
[斜体]「…ヤバいやつだよな。恐らく…」[/斜体]
異生物は"ほぼ"全員が全く同一な格好をしていた。
異生物[水平線]
・全体的に黒い色、体は所々に斑がある。
・頭の形は歪であり、目がない。[水平線]
[斜体]「どうする?中入って調べてみる?」[/斜体]
レミリアは興味があるようだが、何があるのかも不明だ。
ただ前回も最後に描いたように扉越しに見た光景で異世界だと分かった
[斜体]「うーん…、調べても良いですが少し怖いですね…」[/斜体]
テスラ?の口調も治り、敬語仕様に戻っている。
[斜体]「まぁ、ここに立ってても仕方ないし調べてみるか!」[/斜体]
司会・魔理沙の下、調べることが決定された。
[斜体]「よし、じゃあ開けるぞ…!」[/斜体]
開けた瞬間、テスラが扉に貼ってあった紙に気が付いた。
[斜体]「えっと…
[太字][中央寄せ]《注意》
命を持った生物が扉を出入りした際に
範囲に存在する"一定以上の力を持つ生物"を呼び起こす[/中央寄せ][/太字]
と…、嫌な予感がする…」[/斜体]
だが魔理沙はドアノブに手を掛け、引く直前な為、声も届かない。
そして…ついに扉の中へ入る。
[斜体]「…え?どういうことだ…?」[/斜体]
張り紙を読んでいない魔理沙は事の原因が不明だ。
事とは…、周りにいる人数が4人から7人へ増加していた。
その増えた人の内に「誠也、ロイ、霊夢」がいた。
[斜体]「…あ!霊夢じゃねえか。どこ行ってたんだ?」[/斜体]
魔理沙は一直線に霊夢へと駆ける。…だが、
[斜体]「…」[/斜体]
霊夢は無言を貫き、魔理沙の方向に身体を向ける。
[斜体]「え?どうしたんだ霊夢…」[/斜体]
魔理沙は一旦足を止め、霊夢を見つめる…。
そこへ誠也が割り込む。一瞬だけ仮面の隙間から顔が見えた。
片目が緑色なのは確定した。すると、ロイが呟く…
[斜体]「そういや、お前の顔ってアレか"オッドアイ"か」[/斜体]
ちなみにこの言葉は誰も聞こえていない
[太字][斜体][下線]第53話「最強の能力」[/下線][/斜体][/太字]
[斜体]「ちょっと!霊夢さんどうしたんですか!?」[/斜体]
誠也が声を張るが、霊夢には響かず懐から数枚の御札を取り出す。
[斜体]「これって…魔理沙さん、"能力の暴走"と言うものですよね…」[/斜体]
魔理沙はただ黙りながら頷く。その時に遂に魔理沙はロイに気が付く。
[斜体]「…はぁ、お前も居んのかよ。…悪いが助けて貰えないか?」[/斜体]
敵を有効的に活用し、助けを求めようと試みる。
すると、ロイの解答は予想と反していた。
[斜体]「そうだな、ここでお前らが殺られるのも面白くないし…」[/斜体]
軽く突き放されるの思っていたが、案外乗り気の様で
ロイは霊夢の方向へと1步前進する…。
[斜体]「…!」[/斜体]
霊夢は急いで御札を投け、ロイの肩に直撃する。…だが、
[斜体]「…これって能力っていう判定なのか…当たっても問題はないが…」[/斜体]
何を言っているのか分からないが、ロイには効果がなかったらしい。
そしてロイは霊夢の目の前まで歩み寄る。
[斜体]「どうやって気絶させるか…悩み所だな」[/斜体]
ロイも完全に油断しきっているが自ら攻撃が出来そうな状況ではない。
[斜体]「適当にヤればいいか…」[/斜体]
霊夢は暴走中だが微かに自我が存在するのか、確かに困惑している
[太字][中央寄せ]ドン![/中央寄せ][/太字]
ロイは霊夢の首に手刀し霊夢は崩れ落ちた。…今気が付いたが…
[斜体]「この状況ってまずくね…?う~ん…さらば!」[/斜体]
ロイは更に奥へと進んでいった。テスラ達はその場へ置いて行かれた。
[斜体]「ど、どうしますか?取りあえず霊夢さんが起きるの待ちますか」[/斜体]
魔理沙たちはその場で霊夢が起きるのを待つこととなった…。
[太字][下線][中央寄せ]第2章「終戦・返ってきた平和」chapter1[/中央寄せ][/下線][/太字]
[太字][斜体][下線][中央寄せ]~牙界の集落~[/中央寄せ][/下線][/斜体][/太字]
[中央寄せ][太字][大文字]開幕!![/大文字][/太字][/中央寄せ]
[太字][斜体][下線]第54話「ただの岩」[/下線][/斜体][/太字]
[斜体]「…う~ん…」[/斜体]
《霊夢》
目覚めるとそこは見慣れない場所、上からは魔理沙が覗き込んでいた。
[斜体]「ま、魔理沙…、ここは…?」[/斜体]
《霊夢》
私はゆっくりと身体をおこす。その場近くに座る魔理沙に尋ねる。
[斜体]「魔理沙‥ここって何処?」[/斜体]
《魔理沙》
起きたばかりの[漢字]親友[/漢字][ふりがな]れいむ[/ふりがな]が尋ねた事は現在の私達の課題でもあった…。
[斜体]「お前はやっぱ頭良いな。…だけど私も分かんないんだ、悪いな」[/斜体]
《誠也》
周りの土地を確認していたが、話し声が聞こえたため戻ってきた。
少しだが霊夢さんと目があった気がした。手を振りながら声をかける
[斜体]「あ!霊夢さん!起きたんですか」[/斜体]
《テスラ》
誠也の大きな声が聞こえ一応ということで帰ると霊夢が立っていた。
[斜体]「おはようございます霊夢さん!」[/斜体]
《霊夢》
魔理沙の方向を来たとした時、南南西から声がした。
振り替えるとそこにはかつて幻想郷への襲撃を起こした張本人がいた。
[斜体]「(何でアイツがここに!?…でも魔理沙たちと仲間なのかしら…)」[/斜体]
《テスラ》
[斜体](あ、あれ?少し馴れ馴れしくしすぎたかな)[/斜体]
などと改善点を探しながら、レミリア達を呼びに戻る…。
《霊夢》
[斜体][下線]「…あ!ちょっ、ちょっと待ってあなた!」[/下線][/斜体]
突然後ろへ走り去ろうとしたので慌てて手を伸ばす。
すると、あの子は速度を緩め振り返った…前回よりも顔が笑っていた
《魔理沙》
目の前で様々な事象が重なる中、遠くで光る岩の存在に気が付いた。
[斜体]「ん?あれは…何だ?某アニメと同じくらい大きい…」[/斜体]
私は混乱する霊夢に今の状況を説明する。
[打消し] [/打消し]
《霊夢》
ロイが敵だったとは…、確かに今まででも不可解な点は幾つかあった
でも、大虐殺を行っていたなんて…、思いもしなかった。
《魔理沙》
私が説明する中、最初は適当な相槌を打ちながら聞いていた霊夢が
段々と頷きのみへと変化するのか見て感じ取れた。そして…
[斜体]「あ!そうだお前ら。近くに大きな岩があったんだ。見に行こうぜ」[/斜体]
と。だがレミリアとフランが寝ている為、あまり大きな声が出せない。
《ナレーション》
魔理沙が指を指す方角を認識しテスラは状況に見合った最大の音圧で
《テスラ》
[斜体]「駄目です!あれは<ただの岩>ではありません!!」[/斜体]
《魔理沙》
突然なテスラからの指摘に頭が混乱している。
[斜体]「ど、どういうことだ?何か意味があるのか…?」[/斜体]
《テスラ》
[斜体]「あの岩は!…」[/斜体]
《ナレーション》
テスラの言葉は他者に大いなる絶望を与えた。
苦し紛れの言い訳など通用しない。ただこの現実を受け止めるのみ…
扉から飛び出した異生物は襲い掛かる様子は無く、一直線に飛ぶ。
[斜体]「…ヤバいやつだよな。恐らく…」[/斜体]
異生物は"ほぼ"全員が全く同一な格好をしていた。
異生物[水平線]
・全体的に黒い色、体は所々に斑がある。
・頭の形は歪であり、目がない。[水平線]
[斜体]「どうする?中入って調べてみる?」[/斜体]
レミリアは興味があるようだが、何があるのかも不明だ。
ただ前回も最後に描いたように扉越しに見た光景で異世界だと分かった
[斜体]「うーん…、調べても良いですが少し怖いですね…」[/斜体]
テスラ?の口調も治り、敬語仕様に戻っている。
[斜体]「まぁ、ここに立ってても仕方ないし調べてみるか!」[/斜体]
司会・魔理沙の下、調べることが決定された。
[斜体]「よし、じゃあ開けるぞ…!」[/斜体]
開けた瞬間、テスラが扉に貼ってあった紙に気が付いた。
[斜体]「えっと…
[太字][中央寄せ]《注意》
命を持った生物が扉を出入りした際に
範囲に存在する"一定以上の力を持つ生物"を呼び起こす[/中央寄せ][/太字]
と…、嫌な予感がする…」[/斜体]
だが魔理沙はドアノブに手を掛け、引く直前な為、声も届かない。
そして…ついに扉の中へ入る。
[斜体]「…え?どういうことだ…?」[/斜体]
張り紙を読んでいない魔理沙は事の原因が不明だ。
事とは…、周りにいる人数が4人から7人へ増加していた。
その増えた人の内に「誠也、ロイ、霊夢」がいた。
[斜体]「…あ!霊夢じゃねえか。どこ行ってたんだ?」[/斜体]
魔理沙は一直線に霊夢へと駆ける。…だが、
[斜体]「…」[/斜体]
霊夢は無言を貫き、魔理沙の方向に身体を向ける。
[斜体]「え?どうしたんだ霊夢…」[/斜体]
魔理沙は一旦足を止め、霊夢を見つめる…。
そこへ誠也が割り込む。一瞬だけ仮面の隙間から顔が見えた。
片目が緑色なのは確定した。すると、ロイが呟く…
[斜体]「そういや、お前の顔ってアレか"オッドアイ"か」[/斜体]
ちなみにこの言葉は誰も聞こえていない
[太字][斜体][下線]第53話「最強の能力」[/下線][/斜体][/太字]
[斜体]「ちょっと!霊夢さんどうしたんですか!?」[/斜体]
誠也が声を張るが、霊夢には響かず懐から数枚の御札を取り出す。
[斜体]「これって…魔理沙さん、"能力の暴走"と言うものですよね…」[/斜体]
魔理沙はただ黙りながら頷く。その時に遂に魔理沙はロイに気が付く。
[斜体]「…はぁ、お前も居んのかよ。…悪いが助けて貰えないか?」[/斜体]
敵を有効的に活用し、助けを求めようと試みる。
すると、ロイの解答は予想と反していた。
[斜体]「そうだな、ここでお前らが殺られるのも面白くないし…」[/斜体]
軽く突き放されるの思っていたが、案外乗り気の様で
ロイは霊夢の方向へと1步前進する…。
[斜体]「…!」[/斜体]
霊夢は急いで御札を投け、ロイの肩に直撃する。…だが、
[斜体]「…これって能力っていう判定なのか…当たっても問題はないが…」[/斜体]
何を言っているのか分からないが、ロイには効果がなかったらしい。
そしてロイは霊夢の目の前まで歩み寄る。
[斜体]「どうやって気絶させるか…悩み所だな」[/斜体]
ロイも完全に油断しきっているが自ら攻撃が出来そうな状況ではない。
[斜体]「適当にヤればいいか…」[/斜体]
霊夢は暴走中だが微かに自我が存在するのか、確かに困惑している
[太字][中央寄せ]ドン![/中央寄せ][/太字]
ロイは霊夢の首に手刀し霊夢は崩れ落ちた。…今気が付いたが…
[斜体]「この状況ってまずくね…?う~ん…さらば!」[/斜体]
ロイは更に奥へと進んでいった。テスラ達はその場へ置いて行かれた。
[斜体]「ど、どうしますか?取りあえず霊夢さんが起きるの待ちますか」[/斜体]
魔理沙たちはその場で霊夢が起きるのを待つこととなった…。
[太字][下線][中央寄せ]第2章「終戦・返ってきた平和」chapter1[/中央寄せ][/下線][/太字]
[太字][斜体][下線][中央寄せ]~牙界の集落~[/中央寄せ][/下線][/斜体][/太字]
[中央寄せ][太字][大文字]開幕!![/大文字][/太字][/中央寄せ]
[太字][斜体][下線]第54話「ただの岩」[/下線][/斜体][/太字]
[斜体]「…う~ん…」[/斜体]
《霊夢》
目覚めるとそこは見慣れない場所、上からは魔理沙が覗き込んでいた。
[斜体]「ま、魔理沙…、ここは…?」[/斜体]
《霊夢》
私はゆっくりと身体をおこす。その場近くに座る魔理沙に尋ねる。
[斜体]「魔理沙‥ここって何処?」[/斜体]
《魔理沙》
起きたばかりの[漢字]親友[/漢字][ふりがな]れいむ[/ふりがな]が尋ねた事は現在の私達の課題でもあった…。
[斜体]「お前はやっぱ頭良いな。…だけど私も分かんないんだ、悪いな」[/斜体]
《誠也》
周りの土地を確認していたが、話し声が聞こえたため戻ってきた。
少しだが霊夢さんと目があった気がした。手を振りながら声をかける
[斜体]「あ!霊夢さん!起きたんですか」[/斜体]
《テスラ》
誠也の大きな声が聞こえ一応ということで帰ると霊夢が立っていた。
[斜体]「おはようございます霊夢さん!」[/斜体]
《霊夢》
魔理沙の方向を来たとした時、南南西から声がした。
振り替えるとそこにはかつて幻想郷への襲撃を起こした張本人がいた。
[斜体]「(何でアイツがここに!?…でも魔理沙たちと仲間なのかしら…)」[/斜体]
《テスラ》
[斜体](あ、あれ?少し馴れ馴れしくしすぎたかな)[/斜体]
などと改善点を探しながら、レミリア達を呼びに戻る…。
《霊夢》
[斜体][下線]「…あ!ちょっ、ちょっと待ってあなた!」[/下線][/斜体]
突然後ろへ走り去ろうとしたので慌てて手を伸ばす。
すると、あの子は速度を緩め振り返った…前回よりも顔が笑っていた
《魔理沙》
目の前で様々な事象が重なる中、遠くで光る岩の存在に気が付いた。
[斜体]「ん?あれは…何だ?某アニメと同じくらい大きい…」[/斜体]
私は混乱する霊夢に今の状況を説明する。
[打消し] [/打消し]
《霊夢》
ロイが敵だったとは…、確かに今まででも不可解な点は幾つかあった
でも、大虐殺を行っていたなんて…、思いもしなかった。
《魔理沙》
私が説明する中、最初は適当な相槌を打ちながら聞いていた霊夢が
段々と頷きのみへと変化するのか見て感じ取れた。そして…
[斜体]「あ!そうだお前ら。近くに大きな岩があったんだ。見に行こうぜ」[/斜体]
と。だがレミリアとフランが寝ている為、あまり大きな声が出せない。
《ナレーション》
魔理沙が指を指す方角を認識しテスラは状況に見合った最大の音圧で
《テスラ》
[斜体]「駄目です!あれは<ただの岩>ではありません!!」[/斜体]
《魔理沙》
突然なテスラからの指摘に頭が混乱している。
[斜体]「ど、どういうことだ?何か意味があるのか…?」[/斜体]
《テスラ》
[斜体]「あの岩は!…」[/斜体]
《ナレーション》
テスラの言葉は他者に大いなる絶望を与えた。
苦し紛れの言い訳など通用しない。ただこの現実を受け止めるのみ…
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