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東方異闘録

#17

終戦・返ってきた平和

[太字][斜体][下線]第49話「秘めたる力」[/下線][/斜体][/太字]

今まで数多の異変解決に携わった魔理沙だが、

目の前に立つ ルアード・ロイ が纏うオーラを軽減するのが精一杯だ

[斜体]「クッソ、結局なんなんだ!お前は!!」[/斜体]

現状、最大の声量でロイに威圧を掛けよう試みる。

だが、ロイには届かず。さらには、結果変わらず…

[斜体]「うわぁ!」[/斜体]

フランが遂に後ろに吹き飛ばされる。状況を見たロイは少し悩んだ末、

[斜体]「醜いな‥緩めてやるか…。感謝しろよ?」[/斜体]

‥次第に全身に加わる圧力が弱まり、十分に走れる程の余裕が生まれた

現在の最善策は《ロイ本人の口から罪の原因を公へと流す》。

[斜体]「おいロイ!!お前は一体何故、あれ程の残虐的行動ができるのだ!」[/斜体]

真っ先に完全な状態で声を発したのはテスラだった。

テスラの問いに対し、ロイは嘲笑いながら答えた。

[斜体]「楽しいからだよ、今の俺にとっては最高の娯楽だな!」[/斜体]

人に危害を加え、さらには「楽しい・娯楽」等の発言。

決して許される事ではない。そんなことを脳裏に過らせた一瞬で、

[斜体]「戦いの最中に考え事なんて、馬鹿じゃねえの?」[/斜体]

ロイはテスラの腹に思い切り拳をあげる。

テスラは血を吐き出しながら少しの間宙を舞い、後ろへ倒れる。

[斜体]「で?どうすんだ?このまま続行か…それ以外か。選べ」[/斜体]

現在戦える状況なのは、魔理沙・レミリアの2人のみだ。

だがレミリアも先程のオーラで息が荒くなっている…。

諦めるしかない。その時だった…

[斜体]「"俺"はまだ戦える‥!任せろ…。」[/斜体]

ロイは少し苛立ったのか、そこにあった石をテスラに向かって蹴る…

[中央寄せ][太字][斜体]「能力《[漢字]性能変更[/漢字][ふりがな]スキルチェンジ[/ふりがな]》!」[/斜体][/太字][/中央寄せ]

[太字][斜体][下線]第50話「能力の暴走」[/下線][/斜体][/太字]

[中央寄せ][太字][斜体]「能力《[漢字]性能変更[/漢字][ふりがな]スキルチェンジ[/ふりがな]》!」[/斜体][/太字][/中央寄せ]

テスラがそう言い放つと、約300km/hで飛行する石は勢いを失う。

「クソ!そっちかよ!!」

ロイは本気で苛立ちを覚えたのか、地面に拳を振り上げる。

「いつから"俺"がお前の姉だと錯覚していた?」

‥状況整理が間に合わない。2人の会話についていけない…。

「…でも、お前が"ソラ"でよかったよ。テスラだったら負けてた…」

ある程度の整理が完了した為、

読者の皆様にも出来るだけ簡潔に丁寧に提示させていただきます。
[水平線]
・ソラがテスラの姿でテスラを演じ、ロイを騙した(原因不明)

・[漢字]性能変更[/漢字][ふりがな]スキルチェンジ[/ふりがな]は対象として《物》を指定することが可能であり、

 先程も石の性能を変更し、「宙に浮かばない石」を生み出した。
[水平線]
この程度だろう。2つ目は「推測」の範囲な為、深読みはしないように

「俺も馬鹿じゃねえんだ、ここは退散させてもらうぜ」

すると、ロイはその場から姿を眩ませ、解放されたからか

優越感を感じている。だからなのか、ナニか"大切なもの"を忘れている

同時刻、神国で霊夢が"能力を暴走"させ、自我を忘れていた…

[斜体]~数分間~[/斜体]

[斜体]「大分歩いたわね…やっぱに能力で飛ばなくて正解だったわ…」[/斜体]

[斜体]「流石ですね、博麗の巫女様。勘が鋭い…」[/斜体]

[斜体]「当たり前でしょ?私を舐めるなんて、100年早いわ!」[/斜体]

[斜体]「そうですね…では、[/斜体]

[太字][斜体][中央寄せ]能力《[漢字]逆転世界[/漢字][ふりがな]"もしも"の世界[/ふりがな]》」[/中央寄せ][/斜体][/太字]

[斜体]「さぁ、これで貴女は私に勝てませんが…どうしますか?」[/斜体]

[斜体]「どうするかって…戦うに決まってるでしょ!!…って、え?」[/斜体]

[斜体]「今の貴女は私の能力でエネルギーの消費が極端に多くなっている…」[/斜体]

[斜体]「そんな中で、いつものスペルカード?という技を放つと…」[/斜体]

[斜体]「や、やばい…、呼吸も荒いし、まさか…こんなことが…」[/斜体]

[斜体]「…ほら、やっぱり貴女たちはまだまだ"実力不足"…」[/斜体]

[太字][斜体][下線]第51話「崩れ行く幻想郷」[/下線][/斜体][/太字]

ロイとの戦闘から少し時間が経過した頃、傷も癒し終え、

何をするかの会議を行おうと、企画を申請する。その時、

[中央寄せ][大文字][太字]ドン![/太字][/大文字][/中央寄せ]

目の前から音が鳴る、すると地面から扉が出現する。

[斜体]「何だ…?これ…」[/斜体]

見たことのない素材だ。全体的に黒くとても固い。

[斜体]「これは見たことがないな…、神国にもない素材だな」[/斜体]

どうやら神国にもない素材らしい。それより中に興味を持つ。

[斜体]「この扉って潜ったら何処へ出るんだろう…」[/斜体]

幸いにも扉自体は簡単に開きそうだ。

[斜体]「魔理沙、良いこと教えてあげるよ!」[/斜体]

先程まで気絶していたフランが魔理沙に話し掛ける。

[斜体]「どうするんだ?フラン」[/斜体]

魔理沙もフランの意見に興味があるようだが、結果は殆ど見えている

[斜体]「こういうときは、"壊せばいいんだよ!"」[/斜体]

と、能力の籠った手で扉に触れる。…効果は無かった。

[斜体]「…壊れなかった…!凄い!」[/斜体]

フランからしては壊れない玩具を見つけ興奮だが、

周りから見るとただの超常現象だ…。

[斜体]「取りあえず開けるか…」[/斜体]

ドアノブに手を掛ける、その瞬間。

扉から大量の異生物が放出される。

[斜体]「うおぉ!」[/斜体]

魔理沙は軽く尻餅をつき、扉の先が異世界だということが分かった。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

どもどーも・どーも。レイですぜ!

小説内で描くの忘れてたけど、霊夢が会ったのは四天王の方です。

どんどんこの小説の強キャラが登場してる…すげぇ!(自画自賛)

じゃあさっさと次回予告行きますか!

第52話「集結?」
第53話「最強の能力」
第54話「ただの岩」

次回もお楽しみに!

2024/07/01 22:38

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