二次創作
東方異闘録
[太字][中央寄せ]第37話「休憩~ネタバラシ(仮)を添えて~」[/中央寄せ][/太字]
「ロイさんってそんなに強かったんですね…」
試合が終了して直ぐさま駆け寄ったのは誠也だった。
月駆者は本来、準決勝まで残るのが当たり前だったが、今年は初戦敗退となり記者たちが続々と駆け寄ってくる。
「うるさいなあ、アイツら…、どうにか黙らせる方法はないか?」
すると魔理沙が呟く。
「ここまで歩くので疲れたんだが…、休めるところは?」
魔力が勿体ないと、来るときに徒歩を選んだ魔理沙は運動不足のせいか、戦ってもないのに息切れを起こしている。
ここら辺に詳しい誠也が
「休憩所なら突き当たりを真っ直ぐ行けば見えますよ!」
と案内する。次の試合まで現実時間の5時間程あるので行くのが得策だろうと直感で感じたロイが全員引き連れるように休憩所に入る。
「涼しい…!地獄にもこんな所があったなんて」
霊夢がそう声を発する程に休憩所は冷えていた。
だが訂正しよう。地獄ではなく地獄天だ、似ているが全く異なる場所だ。
「なんでここにクーラーが…」
そう。冷えている原因はこの大型クーラーだ。
「そういえば、どうやって能力使ったんですか?使えないハズなのに…」
ルータの能力で開始前に能力が封じられたハズなのにどの様にして能力を使用したのか、今ここで明かされる…!
「普通に避けたぞ?別に能力禁止とはルールに書いてないし…」
ロイ以外の全員)「は?」
[太字][中央寄せ]第38話「本当の準備運動」[/中央寄せ][/太字]
「それにしても月駆者…弱かったなぁ」
ロイから愚痴が零れる
「決着まで早かったですしね」
嫌な予感…だが、それを感じ取ったのが少々遅かった。
「もう一回、俺一人で行ってきていいか?」
2連続で1vs5は体力が持たないだけではなく、
「あのチームはダメです。流石に強すぎる!」
前回以上に強く反対する誠也に違和感が生じながらも会話は続く
「あのチームはあのルータさんが推薦して今回が初出場のチームなんです!優勝候補に載る程に強いんですよ!?」
ここまでの説明を聞いても納得がいかないのか、ロイは疑問を混ぜながらも反対する。
「たかがこんかトーナメントの優勝候補だろ?正直、さっきの戦いで準備運動するつもりだったんだが、できなかったんだよな…」
だからと言って優勝候補のチームに1人で挑むのは危険以外の何でもない。さらにロイが大将を任されている為、ロイがやられた時点で試合は終了し、敗北となる
しかも次の相手は【鬼」だ。この際、少しこの回が長くなるが説明しよう。
[太字][斜体]~鬼~[/斜体][/太字]
この世で最も強いとされた3種類の種族、「神」「大魔族」「鬼」に含まれる最強の種族。
さらに17000年前に神と鬼の戦いが起きたときは少し神には劣ったが、互角程の戦いを繰り広げた。
[水平線]
「仕方ねぇな‥全く…諦めてやるから‥誠也!木刀持ってこい!準備運動に付き合ってくれや」
[太字][中央寄せ]第39話「感じた視線を追った先」[/中央寄せ][/太字]
「はぁ-…分かりましたよ…」
嫌そうな顔はしながらも木刀を探しにいく誠也。
休憩所を出ていき数分が経過した頃、誠也が2本の木刀を抱えながら戻ってきた。
「おっ、遅かったじゃねえか」
立ち上がり、誠也がロイに向かって投げ飛ばした木刀を取る。
「じゃあ…早速始めるか‥。木刀は3年ぶりだ」
言い終えた瞬間、光の速度で誠也に向かって飛んで行く。
「クッ!速すぎですよ!ロイさん」
何とかロイの突進を木刀で耐えたと思ったら、後から痛みがやってきた。
「え?」
単なる振動‥、単なる振動なのだ。だが、その振動は光の速度に耐えきれず振動中に損壊してしまった
さらに誠也は腕に横一文字に傷が入っている。
「ほら、ちゃんと防がないからこうなるんだぞ」
それに比べ光の速度で飛んできたロイには目立った傷は明らかに見えない。
「…ふっ」
休憩所の外から鼻で嗤う声が聞こえた。
直ぐさま身体の方向を変え、正体を確認するも、何も見えない。
「誰だ?」
誠也が探索する中、状況を理解したロイは誰にも聞こえない様独り声で
「アイツか。何でここに…」
「ロイさんってそんなに強かったんですね…」
試合が終了して直ぐさま駆け寄ったのは誠也だった。
月駆者は本来、準決勝まで残るのが当たり前だったが、今年は初戦敗退となり記者たちが続々と駆け寄ってくる。
「うるさいなあ、アイツら…、どうにか黙らせる方法はないか?」
すると魔理沙が呟く。
「ここまで歩くので疲れたんだが…、休めるところは?」
魔力が勿体ないと、来るときに徒歩を選んだ魔理沙は運動不足のせいか、戦ってもないのに息切れを起こしている。
ここら辺に詳しい誠也が
「休憩所なら突き当たりを真っ直ぐ行けば見えますよ!」
と案内する。次の試合まで現実時間の5時間程あるので行くのが得策だろうと直感で感じたロイが全員引き連れるように休憩所に入る。
「涼しい…!地獄にもこんな所があったなんて」
霊夢がそう声を発する程に休憩所は冷えていた。
だが訂正しよう。地獄ではなく地獄天だ、似ているが全く異なる場所だ。
「なんでここにクーラーが…」
そう。冷えている原因はこの大型クーラーだ。
「そういえば、どうやって能力使ったんですか?使えないハズなのに…」
ルータの能力で開始前に能力が封じられたハズなのにどの様にして能力を使用したのか、今ここで明かされる…!
「普通に避けたぞ?別に能力禁止とはルールに書いてないし…」
ロイ以外の全員)「は?」
[太字][中央寄せ]第38話「本当の準備運動」[/中央寄せ][/太字]
「それにしても月駆者…弱かったなぁ」
ロイから愚痴が零れる
「決着まで早かったですしね」
嫌な予感…だが、それを感じ取ったのが少々遅かった。
「もう一回、俺一人で行ってきていいか?」
2連続で1vs5は体力が持たないだけではなく、
「あのチームはダメです。流石に強すぎる!」
前回以上に強く反対する誠也に違和感が生じながらも会話は続く
「あのチームはあのルータさんが推薦して今回が初出場のチームなんです!優勝候補に載る程に強いんですよ!?」
ここまでの説明を聞いても納得がいかないのか、ロイは疑問を混ぜながらも反対する。
「たかがこんかトーナメントの優勝候補だろ?正直、さっきの戦いで準備運動するつもりだったんだが、できなかったんだよな…」
だからと言って優勝候補のチームに1人で挑むのは危険以外の何でもない。さらにロイが大将を任されている為、ロイがやられた時点で試合は終了し、敗北となる
しかも次の相手は【鬼」だ。この際、少しこの回が長くなるが説明しよう。
[太字][斜体]~鬼~[/斜体][/太字]
この世で最も強いとされた3種類の種族、「神」「大魔族」「鬼」に含まれる最強の種族。
さらに17000年前に神と鬼の戦いが起きたときは少し神には劣ったが、互角程の戦いを繰り広げた。
[水平線]
「仕方ねぇな‥全く…諦めてやるから‥誠也!木刀持ってこい!準備運動に付き合ってくれや」
[太字][中央寄せ]第39話「感じた視線を追った先」[/中央寄せ][/太字]
「はぁ-…分かりましたよ…」
嫌そうな顔はしながらも木刀を探しにいく誠也。
休憩所を出ていき数分が経過した頃、誠也が2本の木刀を抱えながら戻ってきた。
「おっ、遅かったじゃねえか」
立ち上がり、誠也がロイに向かって投げ飛ばした木刀を取る。
「じゃあ…早速始めるか‥。木刀は3年ぶりだ」
言い終えた瞬間、光の速度で誠也に向かって飛んで行く。
「クッ!速すぎですよ!ロイさん」
何とかロイの突進を木刀で耐えたと思ったら、後から痛みがやってきた。
「え?」
単なる振動‥、単なる振動なのだ。だが、その振動は光の速度に耐えきれず振動中に損壊してしまった
さらに誠也は腕に横一文字に傷が入っている。
「ほら、ちゃんと防がないからこうなるんだぞ」
それに比べ光の速度で飛んできたロイには目立った傷は明らかに見えない。
「…ふっ」
休憩所の外から鼻で嗤う声が聞こえた。
直ぐさま身体の方向を変え、正体を確認するも、何も見えない。
「誰だ?」
誠也が探索する中、状況を理解したロイは誰にも聞こえない様独り声で
「アイツか。何でここに…」
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