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東方異闘録

#1

東方神戦録/1~3話

[太字][中央寄せ]第1話「謎の男と月夜の魔女」[/中央寄せ][/太字]

「うぅーん…」

とある真っ暗な森の中、1人の男が目を覚ます。

「こっ、ここは…?」

男はこの状況に不信感を抱きながら周りを見回す。
静寂さも相まって、より一層不気味に感じる…。

"そんな不安を煽るように、何者かが男に近いた"

「誰だ?そこにいるのは」

声のした方向に振り向くと、そこには月の光に照らされている箒に乗った《魔女》が見えた。

すると、魔女は男に気が付いたのか、箒でこちらに寄り再度、声をかけた。

「誰だ?お前は。見慣れない顔だな、どこに住んでんだ?」

すると男は応える。

「分からない…。ここがどこなのかも」

すると、魔女は呆れた様子で面倒そうに

「マジかよ…。お前、《外の世界》の人間かよ…」

男は首を傾げる。と同時に、男は混乱状況に陥っていた。

「《外の世界》…?何の事だ?」

男は尋ねる。魔女は回答に困ったのか、数秒の間を空けて答えた。

「取りあえず、《博麗神社》に行くぞ。そこに行けば、お前もここの事が分かるさ。」

[太字][中央寄せ]第2話「博麗の巫女・《霊夢》」[/中央寄せ][/太字]

男と魔女が《博霊神社》に到着すると、日が昇りかかっていて、少し眩しい。

「よし、着いたぞ。ここが博麗神社だぜ!」

そこは周りより50mほど高く、人が参拝しに来るとは思えない程の長い階段があった。

男が周りを見回す内に、あの魔女は神社のすぐ前で立っていた。

「おい、お前。置いてくぞー」

「ちょっ、ちょっと待て」

そこで魔女は見た。とても、神々しい存在を。
純白の翼。この世の物とは思えなかった‥、思わず2度見すると、翼は消えていて、こちらに向かって走る男が見えた

(何だ、気のせいか)

そう思いながら、男が自分の前まで来たことを確認して神社の中へ

「えっと、コイツがここの巫女なのか…?」

男の目の前には床で寝ているだらしない巫女(?)が見えた。

「Zzz…」

一向に起きる気配がない…。
流石に呆れた例の魔女は、巫女を起こす。

「おい、《霊夢》起きろ」
「んー?どうしたの《魔理沙》?」

(ふぅーん。《霊夢》と《魔理沙》か…)

[太字][中央寄せ]第3話「男の持つ情報」[/中央寄せ][/太字]

「それで?どうしたの魔理沙」
「あぁ、それなんだが…。」

魔理沙が男の方を見ると、霊夢も魔理沙と同様に、男を見る。
すると、霊夢は小声で魔理沙に声をかける

「誰?あの人」

魔理沙は霊夢の問いに対して、返答する前に男を呼んだ。

「コイツは…」

魔理沙が何故か焦っている。

(あっ、そういえば俺、魔理沙に名前言ってなかった。)

男は思い出すと、魔理沙に小声で

「[小文字]ロイだ[/小文字]」

と伝える。すると、魔理沙はスッキリした様子で咳払いをし、改めて霊夢に言う。

「コイツはロイ。昨日の夜に見回りをしていたら森の中にいたから拾ってきた。」
「それで…この人は迷子とか何かじゃないってことよね?」

霊夢は少し大きなため息を着いて、ロイに声をかける。

「貴方は今、どこまで知っているの?」

ロイは返答に困る。どう答えれば良いのか…。
そんな様子を悟ったのか、魔理沙がアドバイスをくれた。

「この世界について、お前はどこまで知ってるんだ?」

ロイは納得した様子で霊夢に返答する。

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作者メッセージ

どもーー!!レイです。
どっかから引っ越してきました。
なので、再スタートです!
これからも、よろしくお願いします。
以上、レイでした。次回もお楽しみに!

2024/05/20 07:17

レイ ID:≫ttPyPuhB3un6s
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