冷泉さんに呼ばれた。協力しろと。

今の私は物凄くやる気に満ち溢れているので、協力する気になれた。

笠）せめて要件ぐらい話してくれないものかね…

まあいいのだ。今日は仕事の休み。特に疲れてないからね…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
笠）冷泉さん着きましたよー私です。笠蔵です。

冷泉）あ、おはよう。

寝癖ひどいなー

笠）おはようございます。

これを聞かなければ

笠）なんで私を呼んだんですか。何をするんですか。

冷泉さんは淡々とこう言った。

冷）いや…丁度休みの人がお前だけだった、何をするかは勝手に決めてくれ

は？

笠）は？？

冷）心の声が漏れてるぞ

笠）なんですか「勝手に決めてくれ」って。何をすればいいんですか？！

冷）だから勝手に決めてくれ。ほんとにその意味だ。ここの部屋なら何でもあるし、楽しんでもらえりゃ本望だ。


むう。何を言っているんだこの人は。一応この施設のTOPだよなあ。

あと私のやる気を無駄にしないでほしい。

ウキウキで協力する気なのに。なんでだよ。



笠）じゃあこっちからいいですか。

冷）…うん。（何考えてる？）


笠）颯太くんはどうすれば落とせますか？

冷）何にだよ

笠）恋ですよ。

冷）んん？？？（？）