[太字]夢研究[/太字]

「悪夢ってゆうのはな、悪い夢のことだ。」
「まず夢の説明を…」
「あーそうか、夢は寝ているときに感じる幻覚みたいなもんだ。わかったか？」
「え…？そんな経験ないですよ」
「はぁ？」
そんなふうに言わなくても…てかおかしいこと？
「経験ないって、見たことねえのか？忘れるもんか？悪夢を」
「原因が悪夢の可能性は無いということですか？」
「いや、悪夢で確定や、俺が保証する。」
（自信あるなぁ）
「俺は絶対に間違わない。」
（凄い自信だ…）
「だが俺は悪夢を一回しか見たことがない」
（ええ…）
すると、
急に扉が開いた
「[漢字]冷泉[/漢字][ふりがな]れいぜい[/ふりがな]さん！！何してるんですか？」
「あー、秦縞の友達らしい」
（秦縞さんのこと？！やけに親しいような…）
「秦縞ぁ？」「あー、あの人ね、5年前の」
「7年前だ」
「はいはい、何話してんの？」
「悪夢を見るということで相談に来たらしい」
「悪夢ね…あの女に聞きゃいいんじゃないの？」
（あの女って…）
「あー、あいつなら感情論で何とかしてくれるかもな。」
「連絡しとくわ。笠蔵、明日迎えに行くから待ってろよ。」
（苗字知ってたのか…家くる？！）
「研究寮まで来てください…」
「OKOK」


私はもう一人の純血日本人に会いに行くことになった。
悪夢が原因なのかな？…
話を聞くしかないか。


私は寝た、明日が楽しみだ。