これは、こんな可能性もあり得る…かもしれない、ちょっと不思議な幕間の話。

「あれ、アンタも入居希望者っすか？」
「それは結構。面白いコト、請け合いですよ！」
「僕らと一緒に、マフィアやりません？」
「マフィアなんて危ないよ、一緒に遊ぼう？」

01 〜 序章
05 〜 第1章「汚物消毒」
22 〜 第2章「最上幸福論」
37 〜 第3章「夏に降る君の声」
54 〜 第4章「真っすぐで眩しい光」
66 〜 第5章「希望で汚れた日々」
77 〜 第6章「扉の向こう側の夢」
90 〜 第7章「その太陽は真実を知る」
101 〜 解説編

少年少女よ、前を向いて奔り出せ。
少しばかりチープな合言葉を唱えて秘密基地に集合したのなら、きっと希望が謳えるから。

さぁ、目の前のドアをノックしろ。
＿＿これは、お前らの記録（レコード）だ。

舞台は、今私たちが生きる次元とは別のどこかに存在する…かもしれない世界。
その世界では神が存在していたり、天使や精霊が世を創っていたり…
何より、人々には能力が与えられている。所謂ファンタジーの世界、といったところだろう。
ーこの話はそんな世界で日常を送る、とある彼らの不思議な御話。

消えたあなたに、一つの必然を＿＿＿＿

あなたなら知っているでしょう。代表者の存在を。
では、『代表者候補生』を知っていますか?
彼らは未来の代表者。我らの希望なのです。
あら、あなた、代表者候補生なのですか。これは申し訳ない。
いらっしゃいませ。

未来の希望。

舞台は、今私たちが生きる次元とは別のどこかに存在する…かもしれない世界。
その世界では神が存在していたり、天使や精霊が世を創っていたり…
何より、人々には能力が与えられている。所謂ファンタジーの世界、といったところだろう。
ーこの話はそんな世界で日常を送る、とある彼らの不思議な御話。

このセカイは、多種多様な種族が共存するセカイらしい。
でもここは、どこを見渡してもエルフばかりだ。
今までみてきた絵本にも小説にもたくさんの種族がいるってのに、、、
どうやら、僕がみている絵本や小説は外のセカイからきたものらしい。
別にこののどかな世界が嫌いなわけではない。
ただ、気づいたときには魅了され、恋い焦がれているのだった、未知の世界に。
そんな少女の旅路を記す物語ーーー