盗作疑いの通報について(2)
以前お知らせしておりました「盗作疑いの通報について」の続きです。
事例(3)
「〇〇さんのタイトルが私の小説のタイトルと似ている」、「真似されている」との通報が何件か入っております。
「自分の通報のことかな?」と思われる方もおられるでしょうが、あなただけではありません。この類の通報は以前から入っています。
まず法的な視点から言いますと、小説のタイトルに著作権はありません。
「語呂が似ている」、「『◯◯』という言葉が私のタイトルと同じ」、「同じ絵文字を使っている」等、本当に申し訳ないのですが、こういった内容だけで対応をすることはとても厳しいです。
実際に「もし〇〇が✕✕になったら」といった、いわゆる「もしドラ」系のタイトルや、「人生で大切なことは〇〇が教えてくれた」といった形式のタイトルもよく流用されており、ある意味フォーマット化されているものもあります。
異世界ファンタジー系にありがちな、タイトルであらすじを全部説明してしまうようなやたら長いものであったり、「〇〇短編集」などのタイトル、参加型のタイトルのなど、ある程度被ってしまう場合も多々あります。
これは致し方ないことだと思われます。
中には「参加型の募集の仕方が似ている」という通報もあり、対応しきれていないのが現状です。
ただし、ご自分のつけたタイトルが一般的なものではなく個性的なものであり、丸々一言一句も違わず、そのまま流用された、というのであれば、もちろん対応いたします。
もしサイト上でこういった行為を行った場合は、警告を行ったうえ、必要であれば規制も行います。
「タイトルが似ている」という理由だけで規制をすることは難しいですが、一方で、ご自分のタイトルをないがしろにされた、という気持ちも理解できます。
色々と考えて、工夫してタイトルをつけた方もおられるでしょう。
それをいとも簡単に流用されたなら、それは腹立たしく、悲しい気持ちになるでしょう。
周りの読者さんも「あのユーザーさんのタイトルを真似しているな」というのは、おそらくすぐにわかるはずです。
この場合、真似した側は最悪「パクリ作家」などの悪評がたつ恐れもあります。
もし「このタイトルの付け方いいな」と思われ、それを流用したのであれば(違法性はないにしても)礼儀として「このタイトルの付け方を真似させてもらっていいですか」と許可を得ていれば、トラブルも起きにくいでしょう。同じサイト内で投稿を行うのであれば、なおさらです。
それで相手の作者さんが許諾してくださったのであれば、必ずお礼を言い、ご自分の小説にも「◯◯さんに許可を得ました。ありがとうございます」と明記しておきましょう。
真似をさせてもらうのであれば、こういった対応も欠かせません。
もし「やめてください」といわれたなら、素直に従いましょう。
ただし、何度も言うようですが、それが一般的によく使われるフレーズであれば、作者さんの許可は必要ありません。
まとめ
・「タイトルが似ている」という理由で規制を行うことはできない
・タイトルが丸々同じだった場合は、規制を行う可能性がある
・「真似したい」と思ったタイトルがあったなら、事前に作者さんに確認を取ることを強くおすすめする
そして、いつか自分も知らず知らずのうちにパクる側になる可能性がある、ということは承知しておいてください。
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