まず、今回の規制や凍結等を行った大きな理由は、細かい部分については省きますが、一言でいえば「コメント欄の利用違反」です。

当サイトでは、コメント欄での雑談、掲示板のように利用することは禁止しております。
コメントに少々の雑談が混ざるのは仕方ない部分はあるとして、明らかに雑談メインで感想（ともいえないようなメッセージ）が、ほんの数文字、というコメントが非常に多いです。大半のコメント欄が、そうではないかと思います。
それを把握したうえで、私もよほど悪質でなければ目を瞑ってきました。
ですが、通報があれば対処せざるを得ません。

さて、今回の一件は、一人では成り立たない部分が大いにありました。
一人のユーザーが違反をしただけではなく、そのユーザーに同調したユーザーも複数いた、ということです。
（ここで読むのが恐ろしくなった方もいるかも知れませんが、そのユーザーをどうこうしようというわけではありません。）

そして主となったユーザーが規制を受けました。
そうなると、各々の人間性がよく分かるものです。

今回「実害」を被ったのは、アクセス規制をかけられたり、アカウントを凍結された方々です。
そういった方々の中には、謝罪をしてこられた方もいらっしゃれば、放置されている方もおられます。
そして、規制等はかけられなくとも「飛び火」をおそれて、アカウントを消し、証拠隠滅を図られる方、新規アカウントを作って別人を装っている方もおられます。
個別に違反の修正メッセージを送ると、さっさとアカウントに見切りをつけて、新規アカウントを作られた方もおられます。
「凍結逃げ」ならぬ「違反逃げ」、「アカ逃げ」（アカウントのことを「垢」というのは好きではないので、こう呼ばせてもらいます。）とでもいいましょうか。
アカウントを消して、なかったことにしようというのは、やり方としては非常に悪手ですし、未熟だと感じます。こちらの心証も大変悪くなります。

どうあれ、謝罪などのリアクションをされた方々は、素直に行動力があるなと思います。かといって規制期間が短縮されるわけではないのですが、こちらの心証も変わってきます。
逆に、アカウントを平気で今まで作った小説ごと消してしまうような方は、小説に何の思いれもなかったのか、結局交流目的だったのか、と、残念に思います。

今回の規制で、ライト版へ移動された方もおられるようですが、それも想定済みです。（中には併用されている方もおられますが。）それを承知の上で、あえてライト版には規制をかけておりませんでした。
その状況で、どう動くか、それもこちらの今後に関しての判断材料とさせていただきました。

さて、ここからは管理者としてではなく、個人的な感じ方となります。

今回、規約違反をしたユーザーは、何かしらの処分を受けました。
それは当然…と思われるかもしれませんが、そのユーザーにのっかって、楽しい思いをしてきたユーザーもたくさんいるはずなのです。
そういった方々が、何食わぬ顔をして活動を続けたり、「証拠隠滅」をしたり、通報したりしておきながら、「おいしい」部分だけいただいていく、といった様は、薄ら寒いものを感じます。

今回のことでサイトに来づらくなった方、静観、自粛しておられる方もいるでしょう。それはまあ、言ってみれば「普通」の方です。
直接規制や凍結などを受けなかったとしても、アカウントごと消して別人のふりをするようなユーザーも怖いのですが、一番怖いのは、関わっておきながら一切の罪悪感を感じていないユーザーですかね。
そういった点では、証拠隠滅を図るユーザーはむしろ、自分が悪いことをしたという自覚があるだけまだ可愛いものかもしれません。
結局はそれだけの関係だったということです。

だからといって、これから新たに何か規制をかけるということではありません。
当然、謝罪を要求しているわけでも、期待しているわけでもありません。
少し、ご自分を客観的に見ることができるきっかけになれば、と老婆心ながら長々と書かせてもらいました。（ですが、一番読んでいただきたい方には読んでもらえないというのが世の常です。）

さて、今回凍結などの規制を受けたユーザーに関しては、一定期間自粛していただければ、凍結を解除する予定です。
凍結を解除されましたら、修正できる部分は修正していただき、今後は十分お気をつけいただければと思います。