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文才無しの読書家が小説を上手く書く方法求ム!
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No.1
チョキチョキ
2025/04/12 10:30
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小説はあまり上手くありませんが、
漫画家志望として、お伝えできる事はお伝えしようと思います。
• オリジナリティー
影響されやすい性格ならば、ゼロからオリジナルを作るのは少し難しいでしょう。
ですので、パクれとは言いませんが、例えば。
ベースは、「進撃の巨人」
その他の要素は、「ワンピース」や「ドラゴンボール」
と、ある程度その物語の大まかな部分を既にある作品に例えます。
そのあとは、
「進撃の巨人」は巨人がいる世界の話。
じゃあ、巨人の部分を何か別のものに変えて、
ワンピースのように冒険させたり、ドラゴンボールの様に、強さを求める話にしよう。
と、そこに、オリジナリティを追加していけば。
最終的にはオリジナルの物語が完成するはずです。
もしも、ゼロからオリジナルを作りたい場合は、
日々、頭の中で物語を考え続けて下さい。
クラスメイトの何気ない発言から壮大な物語が生まれる可能性もあります。
あとは、単語から物語を想像するのもありだと思います。
例えば、「花」だったら。
花言葉にちなんだ能力者がいて、その能力者たちが、戦争によって枯れてしまった花園を再構築すると言う話。
など。
• 上手い書き方
まずは、下手だと思われるような書き方を理解した方が効率よく上手い小説が書けるようになると思います。
下手な例
一文一文が長い。
⤴︎一文一文が長いと言う事は、漫画で言う一つのセリフが、100字あるようなものです。
キャラクターの会話が多すぎる
↑例えばこんな感じです。
そのあと、日向と、志保は合流した。
「今日はごめんね、私の力不足で」
「いや、日向は何も悪くないよ。緊張して歌えなくなるなんて、滅多ある事だよ。初ライブにしては、頑張った方だよ。」
「でも、ギターの麗美ちゃんも金井ちゃんも、怒ってたでしょ?」
「そんな事ないよ、アイツらはそんな怒らない」
「ドラムだって、私の歌のせいで、テンポも乱れちゃって」
「泣かないでよ、初ライブなんだからしたかないでしょ」
「本当にごめん。バイバイ」
「うん、またね」
こんな感じですね。
キャラがどのような心情だったのか、おおよそ予想はつきますが、細かい心理描写がないとこちら側もその2人の会話の情景が想像しにくいです。
なので先ほどの文章を心情を多くすると
そのあと、日向と、志保は合流した。
「今日はごめんね、私の力不足で」
日向の口と手が震える。
下唇を噛み
涙を堪えながら謝罪した。
「いや、日向は何も悪くないよ。緊張して歌えなくなるなんて、滅多ある事だよ。初ライブにしては、頑張った方だよ。」
笑いながら、志保は日向を励ます。
しかし、
日向の表情は変わる事はなかった。
「でも、ギターの麗美ちゃんも金井ちゃんも、怒ってたでしょ?」
「そんな事ないよ、アイツらはそんな怒らない」
「ドラムだって、私の歌のせいで、テンポも乱れちゃって」
「泣かないでよ、初ライブなんだからしたかないでしょ」
志保は日向から目を背けた。
初心者をカバーできなかった、
経験者である自分が、
初心者である日向に責任を負わせ、
泣かせてしまった、
その事実から目を背けたかった。
帰り道、夕焼けが2人の背を照らす。
影が伸びていく。
「本当にごめん。バイバイ」
曲がり角で日向と志保はそれぞれ別の道を、通って帰る。
「うん、またね」
先ほどの文章よりも、心情がわかりやすかったと思います。
しかし、この心情表現や、情景描写を書きすぎるのも良くありません。
文章量が多くなり、読み手が飽きてしまう可能性があります。
小説はある程度読み手側に想像させることが大事になってきます。
◯臨場感あふれる文章を書きたい
私も臨場感あふれる文章を書くのは苦手ですが、意識していることがあります。
ご存知だと思われますが、
臨場感とはその場にいるような感じのことを指します。
だから実際に自分が体験してみればいいのです。
少し例文を上げますね。
少年は目を開ける。
雨が降った後だからだろうか、芝生はわずかに濡れていた。
風が吹く。
草木が揺れ音を立てる
雲が晴れ、
太陽と目が合う。
目を瞑る。
遠くからは鳥のさえずりが
音を奏でる様に
聞こえてきた。
空には、白い雲がまるで絵画のように浮かんでいる。
その空は澄んでいてどこまでも続いてそうな
青空だった。
体をゆっくりと起こし。
少年は歩き始めた。
風が先ほどよりも強く吹き。
僅かな草が、飛んでくる。
そして、髪の毛も
後ろへと流される。
少年は両手いっぱいに手を広げ
息をした。
この一瞬一瞬が、この世界が、この時間が
自分だけのように感じる。
まるでこの世界に、1人だけのような。
開放感と自由と、孤独感
生きてると言う
実感を得た
これは、実際に鹿公園の山?のような所で私が感じた事をそのまま小説にぶつけました。
(あまり上手くはなかったと思いますが。)
臨場感あふれるシーンを描きたい場合、リアリティの追求が絶対となるため、
実際に自分が行動し、体験し、そして、感じた事をまとめるよう良いのではないでしょうか。
◯誰かを感化できるレベル
これは非常に難しいと思います。
感化すると言う事は、強制する事なく読者を動かさなければなりません。
つまり共感です。
共感する文章を書く事は非常に難しいと思います。
しかしアドバイスするとすれば、
比喩や、表現技法にこだわる事と
水風船です。
比喩に関しては、これは小説ならではだと思います。
例文としては
幽霊になってまで、付き纏ってきた彼女。
鈴山 杏里は、生まれ変わったのだろうか。
なんて、
どうでもいい事を、考えながら今日に至るまで生きてきた。
「「今日は大嵐になる予報です」」
(傘持ってくか)
俺は36歳だ。
例え彼女が転生して生きていたとしても
18歳。
到底、
「生まれ変わったら結婚しよう」
なんてロマンチックな最期の約束も叶えられない年になってしまった。
心がざわつく
今日もいつも通り、先生として1日を過ごすつもりだった。
職員室に、入りやはり先生方は今日の大嵐の影響で部活動ができないのではないか、と話し合っていた。
(俺は顧問じゃないし、コーヒーでも飲むか)
朝の6時。
生徒は誰もいない。
『大嵐になる予定です』
頭の中でこの言葉が繰り返される
すると裏門の扉が開かれているのがわかった。
ちょうど、職員室にある防犯カメラがそれを写していた。
「俺見てきます」
不審者じゃない事を願いながら、
裏門に行った。
風が吹く。
『大嵐になる予定です』
心臓が脈を消したように。
音も、足の感覚も、コーヒーを飲みたいと言う欲も、睡眠欲も、排気ガスの匂いも、
この世界から消えたように。
俺の頭の中には
目の前にいた少女だけしか映っていなかった。
頭は十八年前に引き戻される。
あの日生まれ変わると宣言した彼女
なぁ、お前はまだ約束を覚えてるのか、
そんな事ないだろうけどさ、
姿もあの日に引き戻される。
おれは、いつのまにか高校の学ランを着ていて、
ただ彼女の方向へと走っていく
全ての感覚が戻ってきた。
風が体を抱きしめるように、
ただいまと言うように、
風の抵抗を受けながら走る
なぁ生まれ変わったのか!?
「杏里!」
女子生徒がこちらを向く
やはり、姿こそ彼女そっくりだった。
そして、
「先生?先生ですか!?ごめんなさい!私、来年から入学してくる新入生でして、その下見と言いますか、あっ、侵入生じゃないですよ」
そのくだらない冗談も、
鈴のような声も
何もかも君だった。
いや、正確には君ではないのだろうけど、
「君」
「はい?」
「名前は」
風が2人の間を通り過ぎた。
朝日が昇る
彼女の笑顔が陽に照らされる。
「鈴村 杏里」
まるで嵐だ。
突然いなくなって突然帰ってくる。
:
:
など、比喩を取り入れては如何でしょうか
次に水風船ですが。
水風船は、水を沢山入れると、割れますよね。
それを小説に例えればいいのです。
水が沢山入って、入って、入って、
破裂して、
全ての水がこぼれる。
これを小説に例えるとすれば、
沢山、なかなか解決しな問題や、言い争いを沢山溜め続け、
最終的に、全て破裂され、
感動するシーンへと持っていく。
これはもう感覚的な話となってしまいましたが、このように意識してみて小説を書いてみるといいかもしれません。
ここまで、大分偉そうに上から語りましたが、
少しでも小説の成長の糧になればいいなと心から願っています。[No.1] ID:1kcHZ8RkVmlW.
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【No.1への返信】
きゅうりむし
2025/04/12 14:00
成る程、ご丁寧なアドバイス等々、していただきありがとうございました!
一通り呼んでみただけの感想ですが、特に感謝した点等を述べさせてもらいます。
我自体、そこまで公に凄いタイトルは読まない人間なので、(本屋大賞も読もうと思わないので……)有名作品を一度読んでみて、というのも良いかと思いました。
我はオリジナリティーの出し方はチョキチョキさんの述べた後者の方法をベースに前者の方法でより固める、みたいな感じでしたので、前者の方法を試すと言うのもひとつの手かと考えました。
上手い書き方に関して、は我はどうしてもそういう人間なので、どっちかに偏ってしまう、というのが前々からの課題点だったので、多めに読み返す、というのを検討してみようと思います。
やはり、臨場感や読み手を感化する、というのは難しいものなのだと再認識しました。読むと、実体験や共感、等がありました。我自身、何気なく日々を過ごしている者なので色々と意識をハッキリさせ、日常を過ごすや、やらない事などをやる、等といったのを小説の為に日常を過ごすというのを意識してみたいと思います。
共感については、自分が読み手の場合において共感できるかどうかを、本人贔屓無しに読み返してみたり、他の本を参考にしてみたりと色々な可能性が見えてきたので、参考になりました。(無論、例として載せてくださったものも、です、)
まぁ、その、アドバイスはとても参考になる、なったので、何かもう……ありがとうございます!(最後の方、語彙力無くてすみません、寝起きで何も思い付かなかったので…)[No.2]ID:4is.cfhYEqxnw
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