コメント欄での応酬はおやめください

先日、ある小説のコメント欄で規約違反疑いのユーザーに対し、煽ったり挑発したりするようなコメントを書き込んでいたユーザーが複数人おられました。

違反ユーザーや、不快なコメントをしているユーザーに対して、煽ったり、挑発するようなコメントをしたりするのは絶対におやめください。

相手をここぞとばかりに追い込むような書き込みをしたり、理論詰め(できているかどうかは別として)をしてみたり、煽りを煽りで返してみたりと、違反者にも見劣りしないくらい大変見苦しいです。

相手が「違反している=悪」とみなし、それを許せない自分が絶対的な「正義」と信じ込んでしまう。その「正義」を盾に、違反者にはどんな言葉で罵っても許されると思ってしまって、そのような書き込みをしてしまうのだと思います。

「自分が絶対的に正しい」のだから、相手に”勝てる”と確信してしまったがために「論破」のような真似事をして良い気分になってしまう方もおられるでしょう。

また「あなたはこんなに悪いことをしているんですよ。だから反省しましょう」といったように、相手を諭そうとする方もおられるでしょう。

そんなことをしても、相手を喜ばせてしまうだけです。
相手は、自分が違反行為をしていることは分かり切った上でそういった書き込みをしているのです。
他ユーザーの上記のような反応を見ることが楽しくて、わざと不快なコメントをしてみたり、相手が食いつくであろうことを発言したりする方が、世の中には一定数おられます。
憂さ晴らしのように書き散らかしても何の解決にもなりません。

一番効果的なのは”無視”です。
黙って通報、です。
  

むしろ心配なのは、相手を煽り返すような書き込みをして、書き込んだ方の人間性が垣間見えてしまうのではないか、ということです。
わかりやすく言えば、相手を罵るような書き込みをして、それを見た他の無関係なユーザーが「この人、こんなこと言っちゃう人なんだ……」と思ってしまうかもしれない、ということです。

 
違反を見かけたのであれば、一言「これは違反ではないですか」と指摘して、何も反応がなければ通報する。
それだけで十分です。

ただ、それができるかどうかは、その人の経験値と精神的な成熟度によります。
これは年齢には関係ありません。
物事を客観的に見ることができて、達観的な書き込みをする小学生もおられますし、非常に浅はかな書き込みをする30代40代の方もおられます。
ですから「まだ10代だよ」という若い方々は、今のうちにネットを気持ちよく利用するためのスルー術を身に着けておいてください。

繰り返しとなりますが、コメント欄で、言い合いなどの応酬をすることは絶対におやめください。

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